“売り場”へ誘導させてくれる“見せ場”、作れていますか?
こんにちは!
藤井雅範です。
見せ方で店舗の売り上げをアップさせる『VMD』のコンサルタントをしています。
ベーシック、だけどオシャレ
先日見かけたディスプレイ。
2体のトルソーが店頭に立っています。
1体はパンツ、1体はスカート。しかし上半身の着こなしは同じアイテムです。
さらには着こなし方も同じ。
長袖シャツに半袖セーター。
シャツの袖は無造作に捲り上げ、裾はセーターから出しています。
肩には色違いのセーターを掛けています。
そして頭にはどちらもキャップを被っている。
上半身は同じ着こなしを、2体のトルソーが繰り返して表現しているんですね。
こうすることで、その着こなしが強く印象に残りますね。
一つ一つのアイテムはベーシックなデザイン。
しかし着こなし方を一工夫するだけで、グッとオシャレさが増しますね。
肩に掛けたセーターが、ポイントカラーとしての効果も発揮しています。
PPとIP
そして後ろの棚には、これらの着こなしで使われているシャツとセーターが畳まれて展開されています。
3列の両端にはセーター、真ん中はシャツ。
ディスプレイを見て興味を惹かれた人が、自分好みの商品を見つけられます。
この場合、2体のトルソーをPP(ポイント・オブ・パーチェスプレゼンテーション)といい、後ろの棚をIP(アイテム・プレゼンテーション)といいます。
一般的に、PPはIPに誘導する役割を担っています。
わかりやすくいうと、“売り場”へ誘導させてくれる“見せ場”。
なのでこの様に、目を惹いたり着こなし提案を感じさせるPPは効果的なんですね!
PPとIPを連動させているのは当然かも知れません。
しかし、PPに提案力が伴っているお店と、そうでないお店があります。
みなさんのお店はいかがですか?
PPの提案力、見直してみてくださいね!
きっとIPへの誘導効果が違ってきますよ。
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