入店率・購買率アップが期待できる!壁面の見せ方
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
先日、子供服のブランドのコンサルティングをさせていただきました。
各店とても真面目なスタッフたちで、どのお店も同じ様な見せ方が出来ていました。
おそらく本部からの発信が徹底していて、それを素直に表現されている。
もちろんそれは良いことですよね。
ただしその先、さらにお客様にお店や商品の価値が伝わる工夫があれば、もっと良い!
僕にコンサルを依頼していただいたので、その辺りの新しい工夫や柔軟な考え方を伝えられていたとしたら、とても嬉しいです。
壁面の見せ方
今回提案させていただいた工夫の一部だけ紹介しますね。
このような、入り口の壁面での見せ方です。
これがビフォアの状態。↓
これはこれで良いです。
棚の最上段で見せている商品(チェックのワンピース)がしっかりとその下でフェイスアウトで表現されています。
さらに同じチェックのシャツやワンピースも棚違いで展開され、縦のラインで揃って展開されています。
最上段のディスプレイに惹かれたお客様は、その下の商品から選びやすくなりますよね。
次に僕はこんな工夫を加えてみました。↓
まず最上段で見せている2体のディスプレイを共通項のあるものに変更しました。
同じ素材、同じ柄、同じ色を使ってい流ものへと。
そして棚の最上段で見せている商品がしっかりとその下でフェイスアウトで表現されている点はビフォアと同じ手法です。
次に工夫したのが、最上段の左側で見せているチュニックの畳み方を変更しました。
普通に畳んでいては見えないお花の柄を、見えるように広げてみたのです。
色違いのチェックのチュニックにも同じ工夫をしてみました。
最後に畳まれている商品全体の間隔を広くしました。
期待できる効果
こういった一連の工夫でどんな効果が期待できるでしょうか?
・最上段の2体のスタイリングインパクトが強くなる
→入り口に近い部分であり、目を引くので入店率アップへの効果
・畳まれていても柄が見える工夫、さらに畳まれている間隔が広がったので、商品が見つけられやすい
→選びやすいのでお買い上げ率(購買率)アップへの効果
こんな効果が期待できます。
ちょっとした工夫ですが、入店率と購買率のアップが期待できます。
あなたのお店では、どんな工夫ができそうですか?
またコメントで教えてくださいね!
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