『VOYAGER』は今も飛び続けている
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
先月、前澤友作さんが宇宙プロジェクト「dearMoon」の同乗者を募集して話題になっていましたね。
“超大型ロケット「Starship」に乗って月を周回する”という夢のあるプロジェクトです。
その月よりも遥か彼方、太陽圏を飛び出し今も宇宙空間を航行し続けている探査機があります。
1977年に地球を飛び立った無人探査機VOYAGER。
VOYGER1号は木星、土星を通過、VOYGER2号は木星、土星、天王星、海王星を通過しどちらも太陽系を飛び出して飛行を継続している。
打ち上げから44年経た今もほぼ毎日地球と通信し、はるか彼方の深宇宙からデータを送り届けているそうです。
なんかスゴイなぁ。
このVOYGER、ゴールデンレコードというものを搭載しているそうです。
これには地球の自然や言語、アメリカ大統領や国連総長からのメッセージと言った音声、画像が記録されています。
VOYGERが宇宙を航海、探査する上で出会うかもしれない地球外知的生命体(まっ、宇宙人ですね)に向けてのメッセージ。
・・・これは小さな、遠い世界からのプレゼントで、われわれの音・科学・画像・音楽・考え・感じ方を表したものです。私たちの死後も、本記録だけは生き延び、皆さんの元に届くことで、皆さんの想像の中に再び私たちがよみがえることができれば幸いです・・・
アメリカ合衆国第39代大統領ジミー・カーター
夢を感じますね。
地球という狭い星から宇宙へ飛び立ち、宇宙の一員となる事の決意が込められていたのでしょう。
そして今の現実を振り返ると
地球全体が解決出来ない問題に翻弄されている。
国や人種や思想や宗教の違いで争っている。
パンデミックは世界中に拡大し、長期化を余儀なくされている・・・
『小さな地球の皆さんへ
今こそ手を携えて直面する課題を解決するチャンスなんだよ!』
宇宙人はそんなメッセージを送ってくれているかもしれません。
後記:
ユーミンのアルバム名にもなった『VOYAGER』
なぜか同名のシングルはこのアルバムには入っていないんですよね~
Voyagerが主題歌と予定されていた映画、『さよならジュピター』が撮影の遅れでの上映が伸びたため先にアルバムに入れるわけにはいかなかった、という事情があったようです。
結構好きな曲。
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