今年は特別なクリスマス。ショーウインドウでメッセージを伝えよう!|#VMDメッセージ
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
緊急事態宣言が開けたくらいの頃のこと。
当時はまだ店舗・商業施設は営業を自粛しているところが多かったのです。
当然大阪の繁華街も人ではまばら。
いつもなら街を行く沢山の人の目を楽しませてくれている阪急百貨店梅田本店のショーウインドウのディスプレイ。
その時は全てのウインドウががらんどう・・・
そんな状況でした。
閉まっているファッションビルの外を歩いていたら、ふとこんなメッセージが目に入ってきたのです。
『We`ll get through this together |皆で今を乗り越えましょう』
それは僕も大好きなお店、ロンハーマンのショーウインドウでした。
書かれているメッセージがスッと胸に入ってきました。
タイムリーに、街を行く人の不安な心をちょっとだけほぐしてくれる・・・
その少しあと、街に人手が戻り始めた頃に大阪ナンバの地下街で見かけたメッセージはこういったものでした。
『ファションはどこにでも行ける扉になる』
これはH.P.FRANCEさんのショーウインドウでした。
『安い普段着・日常着でで十分・・・』そんなメディアや特定の企業の宣伝にいつの間にか洗脳され掛けている今。
ついついおしゃれする楽しみを忘れかけた人に『またおしゃれして出掛けてみたい』と思わせてくれるメッセージ。
ファッション業界に身を置く我々の心にも、勇気を届けてくれたように感じました。
そうなんです、ショーウインドウって商品を売り込むだけの場所じゃない!
街を歩く人に対してのパブリックなスペースとしての役割がある。
みんなをワクワクさせたり、ときめかしたり、うっとりさせたり、うなずかせたり。
ショーウインドウにはそんな役割があるのです!
先日行われたファッションワールド東京のセミナーで、僕はこんな事を提案しました。
それは『今年のクリスマスにはメッセージを発信しよう!』ということ。
ショーウインドウでもA看板でもPOPでも入口のドアでも何でもOK!
お店の前を通る人の気持ちをホッコリさせるような言葉やディスプレイ。
これを表現してみてください!
こんな時期だからこそ、お店が発信するメッセージが人々の心に届くはず。
もし共感してくれた人は #VMDメッセージ というハッシュタグを付けて、写真をSNSに投稿してみてくださいね!
今年は特別なクリスマス
街でもSNSでも盛り上げていきましょう!
みんなの笑顔をイメージして・・・
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