照明、きちんとあたっていますか?
あなたのお店では
什器やトルソー
マネキンを動かした後
照明もそれに合わせて
変更されていますか?
お店の照明は大きく二つの役割を
持ったものが存在します。
●ベース照明
●スポット照明
ベース照明は、基本的な照度を
確保するためのものです。
一般的には、角度調整や
位置の変更が出来ない設定に
なっており、広角に照らします。
対して、スポット照明は
各コーナー、パーツを
狭角で照らします。
固定のスポット照明と
ユニバーサル(自在に動く)の
スポット照明があります。
什器やトルソー、マネキンを
動かした場合はこの
ユニバーサルのスポットを
調節することになりますね。
スポットで照射する
おおよその位置の目安は
以下の通りです。
●ハンギングされている場合
フェイスアウトなら胸の辺り
スリーブアウトなら
肩口を狙います。
●フォールデッド
(畳まれている)場合
首回りを狙います
●トルソーやマネキンの場合
胸回りを狙います
スポットがきっちり当たっていると
その部分が浮き上がって
見えてきます。
当たっていない部分との
コントラストが出来て
自然と目がいくようになります。
また、スポットが当たっていると
より鮮やかにカラーを
表現できます。
正面方向で近くからあてると
影は出来にくく
角度をつけた方向からあてると
影が長く出来ます。
きちんと壁面を背負った
ショーウインドウで
角度をつけてあてると
出来た影の効果で
奥行きが表現できます。
こうすることで、高級感や
重厚感を演出したりすることも
ありますね・・・
スポットを調節した場合
最後にお客様の動線にそって歩き
見え方を確認しましょう。
そのときに
お客様の目をさす角度に
なっていないか?
ということも気をつけて
くださいね。
効果的に照射された照明環境では
商品がより生き生き見えてきて
お客様を誘導しやすくすることが
出来るんですよ。
什器やトルソー、マネキンを
動かした場合、スポットも
必ず調整しましょうね!
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