売上がアップするVMD 《売上の分解》
『ジャックは
おそろしくストイックだ。
彼は午後の3時以降
いっさい水分を摂らない。
毎日この時間は海に入る。
波のないときはジムのプールだ。
そして6時になると
ピア(桟橋)の近くの
“デュークス”という
バーに駆け込み
よく冷えたビールを
とっても美味そうに、飲む・・・』
こんばんわ。
今日はとってもいい天気でした。
夕方からプールで泳ぎました。
ジャックのまねをして
テラスでビールを飲みながら
このブログを書いています。
売上を分析するときに
よく以下の要素に分解して
見て行くことがありますね。
①売上=②買い上げ客数×③客単価
②-A 買い上げ客数=
④入店客数×⑤購買率
③客単価=⑥買い上げ一点単価×
⑦平均セット率
さらに
④入店客数=店前通行量×入店率
に分解できます。
売上を構成する要素として
上記の数値がよく使われますよね。
売上をアップさせるためには、
これらのどの数値でもアップすれば
売上は向上する、
ということです。
例えば “②-Aの買い上げ客数” を
アップさせるには
“④入店客数”をアップさせる施策
“⑤購買率”をアップさせる施策
このどちらか、または
両方のVMDの仕掛けを考え
実施して行くことになります。
そして②に関して
これ以外の指標もあります。
②-Bとして
買い上げ客数=
⑧販促物発信回数×⑨反応率
とでも言えばよいでしょうか?
これは、既存顧客様に対して
行う販促活動。
DMや、ニュースレター、
メールマガジン、
ソーシャルネットワーク
を用いた活動も、これに含まれます。
②-A の場合
④店前通行量に関しては
館や周辺の環境に
大きく左右されます。
自らコントロールすることが
難しい項目ですよね。
現在の商業施設の状況は
オーバーストア気味です。
対して、対象顧客(15~65歳)は
減少する一方です。
新しい館には
一時的に集客がありますが
長続きはしません。
継続して、集客を
維持・向上させるのは
至難の業です。
また、集客を維持・向上できている
館があったとしても
そこに出店するには、莫大な投資が
必要になることでしょう。
よって、買い上げ客数を
確保して行く上では
②-B 買い上げ客数=
⑧販促物発信回数×⑨反応率
をおろそかに出来なくなっている
ということです。
今後ますますこの傾向が
強くなってくることでしょう。
売上分解に関しては
もっともっと書いて行きますね。
この記事へのコメントはありません。