朝の連ドラ『べっぴんさん』に学ぶ、ビジネスのヒント

NHKの朝の連続ドラマ小説『べっぴんさん』

結構好きで見ています。

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昔の神戸の外国人居留地

戦後の神戸が舞台。

子供服の製造と小売を手がける主人公の若い主婦たち。

その4人を中心に描かれているドラマです。

 

売れる仕掛けを!

蓮佛美沙子演じる主人公の姉、ゆり。

彼女は夫とともに『坂東営業部』という名の繊維の会社を立ち上げています。

ある日、大手百貨店『大急』の社長と商談することに。

商品を売り込もうとするゆり負債に対して、伊武雅刀演じる『大急』の社長からはこんな言葉が発せられます。

『商品を売り込むより売れる仕掛けを考えてきてくれ!』

 

この言葉を受けて、ゆりは考えました。

そして思いついたアイディアがコレ。

『洋服を売るのではなく、服地と洋裁教室のセットを売ってはどうやろか?』

 

三方良しのビジネス

コレは、世間のお客様にとって洋服が身近な存在になることを意味します。

洋裁の技術を学べて自ら洋服を作る体験ができる。

それが製品を買うよりは安いコストで可能。

 

一方『坂東営業部』にとっては、服地が売れるとともに教室で授業料も得ることが出来る、ということになります。

お客様に喜ばれ、会社の利益にも繋がるというグッドアイディアですね!

 

また、百貨店の『大急』にとっても、坂東営業部からの売上見合いに加え、洋裁教室が店内に出来ることにより、『大急』自体の集客も増えるというメリットが有るのです。

 

「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」、まさに“三方良し”の考えにかなっているような気がします。

情報と店舗と商品が飽和状態の時代。

今だからこそ学びたいビジネスアイディアだと思いませんか?

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