ニューヨークレポート|表現のトレンド
こんにちは!
藤井雅範です。
ピンナップのようなディスプレイ
ここ数年の表現でよく見られるのは、ピンナップのようなディスプレイですね。
壁に貼り付けたような見せ方。
ポスターやパネルと行った薄いものだけではなく、実際の商品である洋服や帽子や靴やギターなど。
なんでもかんでも貼り付けて表現する、みたいはディスプレイが多い。
日本でもよく見かけるようになったし、今回行ったニューヨークでもよく見受けられましたよ!
サーフボードやギターまで貼り付けてます!
流石にボールはボックスに入れてるw
レコードはたくさん貼り付けると絵になりますよね〜!
刷毛も貼り付けるし、ボートのオールもはりつけの刑に!w
洋服はもちろん、スプーンやキャンプ道具や調理道具まで。
この下4枚で壁面に使われているのは「有孔ボード」と呼ばれているもの。
あらかじめ穴が空いており、専用のパーツがあるのでいろんな大きさ、厚みのものに対応できます。
容易に差し替えられるので変更もしやすい。
当然、壁を傷める心配もない。さいしょっから沢山穴が開いてるからね〜。
貼り付けるという手法は、壁面にラックや棚を置くよりも奥行きをとらないので、店舗の幅も有効に使えたりします。
近くで見るときと、遠くで見るときの表情、見え方の違いも面白い。
テイストを問わない表現方法
こういう手法は、一見カジュアルな商材の表現に向いているように思えます。
アイテムやカテゴリーを超越して無造作に貼り付ければ、セレクト(吟味して蒐集)した感じが比較的簡単に出せる。
逆に貼り付け手法(整然さ、間隔)規則性とアイテムの絞り込みを意識すれば、キレイ目の商材や高価なな商材でもOK!
マグネットを仕込んで貼り付けるやり方は、高級バッグブランドなどでも見受けられますよね〜。
表現方法を変化させたい時、こんなピンナップのようなディスプレイを取り入れてみてはいかがですか?
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