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街行く人の目を楽しませるのが、クリスマスディスプレイの役目

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

今日ははクリスマス。

昨日は素敵な夜を過ごされましたか?

 

クリスマスイヴは仕事!だったころ・・・

思い出してみると、社会人になってからのしばらくは、クリスマスイヴにロマンティックな思い出なんてなかったように思います。

VMDの仕事をしていると、クリスマスのディスプレイというのは結構重要なのです。

更に20年以上前は、お正月のディスプレイなんていうのもついて回っていました。

ですので、クリスマスイヴから翌日にかけては、クリスマスディスプレイの撤去&お正月ディスプレイの実施が真っ盛り。

それこそ猫の手も借りたいほどの超繁忙期なのです。

 

クリスマスイヴはどこかの出張先のホテルで過ごすことが多かったなぁ・・・

あれは多分、30年近く前のクリスマスイヴ。

クリスマスのディスプレイからお正月のディスプレイに変更し終わってホテルにチェックイン。

ロビーで丁度同じ会社の先輩とばったり会って、ホテルのラウンジで紅茶とケーキを食べたことを思いだしました。

男二人、色気も素っ気もありませんよね・・・

 

クリスマスディスプレイの醍醐味

幸いボクはクリスマスのディスプレイをすることが結構好きでした。

元々自分で見るのも好きだったから。

そしてクリスマスディスプレイは、反応も聞こえてきやすいんです。

お店のターゲットは大人の女性が多かったのですが、クリスマスのディスプレイだけは老若男女反応してくれる。

「キレイだね!」「素敵だね!」「どうなっているんだろう?」・・・

そんな反応を聞くと、とってもやりがいを感じましたねぇ。

 

最近では街にでてお客さんの反応を感じ取る余裕も出てきました。

提供する側(お店やブランド、ディスプレイする側)が、待ち行くお客さんを喜ばせよう、楽しませようとしている表現が沢山あれば良いですねぇ。

逆にクリスマスにかこつけて商品を売り込もうとしている表現は直ぐにバレます。

まずショーウインドウでお客さんを楽しませること。そこにその時期ならでは、そのお店ならではの商品やコーディネートを表現する。それを夢のある空間(演出や音楽や香りと接客)で提供し、特別なラッピング(包装紙)でお渡しする。

そんな一連の行為が出来ると。

コレもリアル店舗ならではですよね!

 

・・・・・そういうことです。

 

 

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