忘れかけていた《直感》で行動してみよう|1973年のピンボール
『ある日、何かが僕達の心を捉える。なんでもいい、些細なことだ。バラの蕾、失くした帽子、子供の頃気にいっていたセーター、古いジーン・ピットニーのレコード・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・その秋の日曜日の夕暮時に僕の心を捉えたのは実にピンボールだった。』
村上春樹さんの《1973年のピンボール》という小説に出てくる一文です。
この小説では、その主人公の頭に浮かんだ、“ピンボール”というイメージがドンドン膨らんでいきます。
主人公はかつて、古い友人とピンボールに夢中になっていた時期があった。
やがて導かれるようにそのピンボール台と再会。
まるでガールフレンドのように擬人化されたピンボール・マシンと会話する、というストーリー。
本来人間が備え持っていた《直感》
不意に、何かが心を捉えるという経験、ありませんか?
特に理由は思い当たらないけれど、なぜか気になり始める。
今まではそんなに意識していなかったのに。
四六時中思い浮かぶ。
頭に引っかかって、なかなか離れない。
それはモノであったり、人であったり、出来事であったり・・・
きっかけは、何かを目にしたり、何かの話を聞いたり、夢に出てきたり・・・
そういうものって、何かの導きじゃないかって思うんです。
特に僕はスピリチュアル的なものに詳しくはありません。
ただ、本来は人間が備え持っていた《直感》とでも言うべきものの一種ではないのかなって思います。
理屈や損得ではなく、《直感》で行動してみよう!
文明が進化するとともに、人は本来持っていた能力をする減らしてきているように思います。
災害を予知する能力であったり、獲物を探す勘であったり、人と人との気持ちが通じ合うこともそうかもしれない。
だから、そんなふうに心を捉えたものがあった場合は、意図的にこちら側からコミットメント(関わりをもってみること)してみても良い気がする。
その結果、単なる気のせいや、思い過ごしの場合もあるでしょう。
しかし、あなたを決定づける導きかもしれませんよ。
待っているだけでは、向こうから良いことはやって来ません。
理屈や損得だけで動いても、本当の幸せはやってこない。
自分の直感を信じて、素直にそう動いてみる。
知らない内に閉ざしていた心を開放させるように。
そうすることでいろんな良い引き寄せが始まっていくかもしれませんよ。
《1973年のピンボール》という小説を読んでボクが感じたことは、そういうことです。
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