ショーウインドウの効果的な見せ方!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
どんよりした曇り空の空港。
フライトまでの待ち時間にこのブログを書いています。
明日もサクラは見れるかな?・・・
ショーウインドウの役割
さて、ショーウインドウってどんな役割があるでしょう?
『売りたい商品を見せる場所』
『売れている商品を見せる場所』
『見せたい商品で足を止めていただく』
『売れない商品を見せて、消化を図る場所』
『商品は入れずにアートを入れて、ブランド価値を表現する場所』
『ショーウインドウを作るくらいなら、開口部分を増やした方が良い。手間も経費もかからないし・・・』
うーん、色んな意見があるでしょうね。
やはり多いのが『売りたい商品を見せる』
でしょうね。
それを魅力的に表現して販売につながれば、効果があったということ。
しかしそれ以外にもこんなつかいかたもあります。
『売りたい商品の機能や素材感や使い方を表現してそれを売る』というのではなく、『お店やブランド企業の広告・伝播する場所』としての使い方。
感情に訴えかけることのメリット
『売りたい商品を見せる』だけではなく、感情に訴えかけるほどの表現をしてみる、といいうこと。
お客様が思わず立ち止まり『うわーっ!』『スゴイ!』『カワイイ!』『おーっ、格好良い』などなど、感情的な声を出されると合格かもしれませんね。
そういった声以外には、『立ち止ってみる人数』『写真をとられる』『ソーシャルメディアでシェアされている』・・・なども検証材料になります。
なぜ、感情に訴えられると良いのか?
そもそも理性的に『売りたい商品を見せる』ことをしても実はあまり購買につながらないのです。
理性的、理論的に判断することは、購買を決定するまでに時間がかかる。
これって私にとってメリットがあるのか?
高いのか、安いのか?
そんな判断材料しかなければ、理性的・理論的な判断に委ねることになります。
そして時間がかかりすぎると、購買をあきらめてしまう、ということにつながる。
しかし、感情に訴えることが出来れば購買を決定するまでの時間が短縮されるそうです。
更には、のちのちまでより鮮明に記憶に残る、というメリットもある。
この理由にはこんなことが関係している。
・感情的に刺激を処理する時には脳の認知処理過程を通さない。
・右脳(感情に従って行動する)の方が左脳(細かい部分を比較検証して行動する)よりも、圧倒的に情報の処理速度が早い
だからショーウインドウも、理路整然と見せるよりも感情に訴えられるくらいの表現をした方が効果があるんです。
データ上での売れるコーディネートを見せても、入店や売上につながらない場合はこんなこともチェックしてみましょうね。
まとめ
雑誌やTVに高い広告費を投資することも効果があるでしょう。
時にはショーウインドウを使って、感情に訴えてみる宣伝広告・伝播をしてみるのも効果があると思う。
・・・・・そういうことです。
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藤井様
コンバースの写真はセミナーでも見せていただきました。確かにあのショーウィンドウは、わー!!!という感じになりました。今まで見た事が無いし、とにかくカッコイイです。こんなにカッコイイ ショーウィンドウを見たら、やっぱりコンバースが履きたくなりますし、履いている事が嬉しくなります。
職場にはないのですが、他のショップのショーウィンドウを見る時に目線を変えて見てみたいと思います。
楽しくなりそうです。
お店のVMDは、ほぼほぼ店長が考えるのですが、少しでも沢山のディスプレイを記憶に残して、いつか私も携われたらと思います。
ありがとうございました。
青木由紀
あおきさん、コメントありがとうございます。
ショーウインドウのディスプレイは楽しいものです。
見ている人の反応を感じると嬉しくなります。
前を通られる人を楽しませる様なショーウインドウを作ってみてくださいね!