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コンセプトなき VMD は売上を呼ばない。 GR8に学ぶ『ブランドの魂』を店頭で徹底表現するには?

こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。

小売業にとってコンセプトの確立は非常に大切な要素ですが、『うちのコンセプトは少し曖昧だ』と感じているお店が多いのも事実です。
曖昧なコンセプトは、 VMD も曖昧にし、結果としてお客様に『何屋さんかわからない』という致命的な損失を与えます。
今回は、そのコンセプトの徹底表現の重要性を、原宿の最先端ショップ『GR8』の事例から深掘りします。

先日、久しぶりにラフォーレ原宿に行ってきました。
新しいショップがたくさん入っていて刺激的でしたねぇ。

中でも目を引いたのが GR8(グレイト)。

そのインテリア、ディスプレイ、商品構成などは、日本、韓国、ヨーロッパそれぞれのテイストを各所で感じさせてくれます。
具体的には、ウッディなファサード、アーティスティックなゲート、壁面は一面デジタル画面でさまざまな映像が映し出されています。
ある意味、ミックスカルチャーを極めたショップ、と言えそうですね。

GR8の強さは、『ミックスカルチャー』というコンセプトが VMD の全要素を統括している点です。
・VP(ビジュアル・プレゼンテーション): ウッディなファサードとデジタル画面の対比が、レトロと未来のミックスカルチャーを体現。
・PP(ポイント・プレゼンテーション): 商品のスタイリングが独自性を持ち、『アートの様に陳列』されているのは、商品が単なる消費物ではなくコレクションの一部というコンセプトを訴求しています。コンセプトが明確だからこそ、 VMD の各要素にブレがなく、強いインパクトを生んでいるのです。

商品を探す楽しみのある、ワクワクさせる空間に仕上がっています。
斬新なコンセプトがしっかりとショップに表現されている様に感じました。

『うちのショップのコンセプトはどうしよう?・・・』
『コンセプトはあるが VMD でどう表現していいか分からない・・・』
そんなお悩みこそ、 VMD コンサルタントの出番です。
長年の VMD 経験と、最新のショップ視察眼を活かし、あなたのブランドの『魂』を明確化し、来店客を魅了する VMD 戦略として、徹底的に店頭で表現します。
是非お気軽にご相談くださいね!

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