もし商品が良く見えなかったら、それは場所のせいかも知れません・・・
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
洋服を陳列するにはそれにふさわしい場所、というものがあります。
それに、合っていると価値が伝わり易い。
合っていないと、価値が低く見えてしまう・・・
低すぎる棚、高すぎる棚
棚に向かって立ってみます。
お客様がふつうに触り易い場所の商品がよく見られます。
しゃがまないといけないほど低い位置の棚にある商品は、あまり良く見えません。
但し、靴は別です。
逆に、背伸びしなければ届かないほど高い位置にある棚も、触られにくいです。
但し、遠目からの誘導効果はある。
そして、よく見えない商品や触りづらい商品は、売れません!
ではそういった場所にはどんな商品を展開すれば良いでしょう?
基本的には、既に棚だしされてある商品のストック品(在庫)を二重だし、三重だししましょう。
効果としては、そこへの誘導と空間を埋めることとストックに走る手間が省ける、ということになります。
高すぎるスカートの位置
時々見かけますが、どうも違和感を覚えてしまいます。
ダブルになったハンガーラックの上段にスカートが掛かっている状態。
そのラックが、全てスカートのみの展開、というアイテムくくりならわかります。
しかし、他のアイテムが混在している場合は違和感が・・・
同じラックの上段にスカート、下段にカーディガンなどのトップスがあるのは、やはり良くは見えないですね。
ダブルになったハンガーラックでは、アイテム別の展開をお奨めします。
(上段にスカートが無ければ、下段にトップスがあるのはOKですよ)
まとめ
洋服にはそれにふさわしい場所があります。
それを感じながら売り場を作っていきましょう。
あなたの商品が最も活き活き見える場所に。
・・・・・そういうことです。
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