「顧客中心のお店」で大切な要素とは?
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
いつもブログを読んでくれてありがとうございます!
前回は、「新規客中心型のお店にとって必要な要素とは?」ということについて書きました。
今日は顧客中心型のお店にとって必要な要素について書いてみますね。
・宣伝告知要素
電波・雑誌掲載、チラシ掲載、館内ツールの活用、SNS、自社WEBサイト、ヴィジュアルやポスターなど
・VP.IP.PP要素
ショーウインド、ステージ、プロモーションスペース、陳列手法、スタイリングの見え方と分量、ゾーニング配置、導線、接客スペース、フィッティングルーム、くつろぎのスペース、内装・インテリア、POPなど
・顧客様との交流要素
電話、お手紙、メール、SNS、自社WEBサイト、イヴェント、ショッピングバッグ、ポイントカードなど
上の赤文字で書いてある部分が、特に優先順位が高い項目です。
顧客様なので、既にあなたのお店を知っています。
なので、宣伝告知要素、という物はあまり優先順位は高くありません。
再来店に大切な要素は、お手紙やダイレクトメール、SNSでの交流、ブログでのあなたから役立つ情報の発信、といったことです。
・手紙やメールを出すことで、お客様に忘れられないようにする
・SNSで交流することで、関係性を深める
・専門的な役立つ情報を発信することで、さらに関係性が深まる
再来店していただくには、こういった要素が大切になってきますね。
顧客中心型店舗のVP、IP、PP要素で大切なことは、次の様なことが考えられます。
・ショーウインドウ、ステージ。これが変化することで、新しい商品が入っているような感じ、お店が新鮮になった感じを表現できます。ついつい覗きたくなる、というわけですね。なので、顧客様の来店頻度に応じて定期的に変化させましょう。出来れば2週間に一回は変化させたいですね。
・フィッティングルーム。これは是非ゆったりとスペースをとって、インテリアにも気を使いたいですね。出来るだけ商品の価値を高く伝えて、顧客様の満足度を高められるチャンスです。そうすることで、最終的には客単価の向上にもつながるスペースですね。
・くつろぎのスペース。ここでは関係性を深めるチャンスのあるスペースです。ゆっくりとお茶でも飲んでいただきながら、顧客様にくつろいでいただきましょう。お茶やお菓子をお出しするときは、必ず一人分ずつ、少量でお出ししましょう。あなたの為に用意しました、という特別感が出て、顧客様に口にしていただける確率が上がります。
新規客中心型、顧客中心型、どれも必要な要素に変わりはありません。
しかし、優先順位が違いますね。
さて、あなたのお店はどちらのタイプですか?
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