人間の視線の動きに注目!最新VMDポイント!!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
いつもボクのブログを読んでくれてありがとうございます!
店内のディスプレイや導線、通路幅、商品レイアウトを変更する場合のポイント、ご存知ですか?
それは、視線の動き、です。
誘導したい方向へ、自然と視線が動くように売り場をつくる事です。
人間の視覚的要素を決定するもの、それは以下の様な物が考えられます。
赤と緑の色のコントラスト
黄色と青の色のコントラスト
文字や輪郭
顔
これら以外には、動きがあるもの、明度、彩度といった物があります。
このような物に、人間は無意識のうちに注意が行くようになっているんですね。
では具体的に、お店に存在する要素では、どうなるでしょう?
商品のカラー
店舗サインやポスターやPOPや
マネキン(顔つき)
照明
モニター(ディスプレイ)
こういった物が、考えられます。
お客様を誘導させたい方向へ向けて、これらを連続的に配置してゆく事が、ポイントになります。
さて、今、沢山のお店を見回していて、どんなマネキンが多いでしょう?
顔つき?ヘッドレス?
メイクあり?メイク無し?
肌の色は白?黒?肌色?
やはり一番多いのは
顔つき、メイク無し、白
ではないでしょうか?
上の考え方にある「顔」という要素を満たしていますね。
でも、リアルなメイクが施されると、商品よりもお化粧に目がいってしまう事も・・・
また、肌の色が赤や緑に塗られていると、そちらに目は行くでしょうが、肝心の商品がよく見えません。
「顔つき、メイク無し、白」だと、まず顔に視線がいったとしても、次に素直に洋服に目が移る事でしょう。
なので、一般的に「顔つき、メイク無し、白」が多用されているのかもしれませんね・・・
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