お気に入りの『デニム』・・・

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

デニム、好きですね〜。

もうずいぶん前から・・・

最初に買ったのは多分BIG JOHNのベルボトム(笑)

小学校の3年生くらいかな?

当時は身近に売ってる店がなかったから、デパートまで買いに行ったのを覚えています。

そこには国内ブランドしか売っていなくて、リーもリーバイスも知らなかったなぁ〜。

単なる素材名を超えた「デニム」

デニムって素材名ですよね。

厚手の丈夫な綾織物です。

インディゴや藍で染められたものが多い。

でも今はもうカテゴリーの名前としての役割も担ってきています。

デニムだけでなくデニム風のもので作られて全てのアイテムの総称みたいな使われ方ですね。

デニムのパンツ、デニムのシャツ、デニムのジャケット、デニムの帽子などデニム素材を使ったものはもちろんです。

しかし、ダンガリーのシャツ、シャンブレーのシャツなども、デニムのカテゴリーとして含まれるようになってきていますよね。

これらはもちろん、デニム素材ではありません。

デニム素材以外のインディゴ染めや藍染めのものなども「デニム」というカテゴリーに含まれるようになってきた。

インディゴや藍で染めたジャージやニットなどですね。

これらはコットンが主ですが、中には麻をインディゴ染めしたジャケットなんかもあります。

インディゴで染められたニット

インディゴで染められたニット

インディゴor藍で染められた麻のジャケット

インディゴor藍で染められた麻のジャケット

このように、デニムっていう素材は、その素材名を超越して一つのファッションカテゴリーにまで発展したと言えるでしょう。

思い返してみれば、そもそもの始まりはGパン(GIパンツの略と言われている)って呼んでいたものね。

だからデニムのジャケットはGジャンて呼んでいた。

そうそう、ジーンズっていうのも素材名だそうです。

デニム=フランスのニーム地方の綾織素材の名前、「serge de Nime」(セルジュ・ドゥ・ニーム)が語源らしい。

ジーンズ=セルジュ・ドゥ・ニームと呼ばれる生地はイタリアのジェノヴァから各国に輸出されていた。ジェノヴァは、当時のフランス語(中世フランス語)では 「Gêne(ジェーヌ)」であり、この中世フランス語「Gêne」が英語に入り「jean」という表現になり「jeans(ジーンズ)」となったそうです。

なるほどなるほど・・・

広がりゆくデニムの世界

Gパン、ジーンズ、デニム。

こんな呼び名の変遷がありました。

そして今のファッションでは、一つのアイテムではなく「デニム」というカテゴリーとして重要なポジションとなった。

上記のアイテムだけではなく、バッグやシューズ、またカチューシャやシュシュといったヘアアクセサリーやコサージュまでデニムで展開されている。

実はデニムのパッチワークで作られたソファ、はたまた藍染めのラグマットなんかもあるんですよ!

インテリアにまで取り入れられると、デニム好きにはご機嫌な空間になるんだろうな。

 

・・・・・そういうことです。

 

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