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身体に沁みる発信とは?|村上春樹からの気づき

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

それが身体に染みるかどうか?

『小説って、音楽とか絵とかと同じだとぼくは思うんです。大事なのは、わかったとかわからなかいとかじゃなくて、それが身体に沁みるかどうかということなんじゃないかなと・・・』

村上春樹さんが読者の質問に答える形で、こんなことを書いてました。

 

そうですよねぇ。

音楽はたとえ歌詞の意味がわからなくても、奏でている楽器が何かわからなくても、身体に心に沁み入ってくる。

絵もおんなじ。何を描いているのかわからなくても、手で描いているのか足で描いているのかわからなくても、身体に心に沁み入ってくる。

 

小説ももちろんそうですよね。

全く同じ情景を描いていても作者の表現方法で全く違って受け取れる。

何のことを書いているのか?どういう意味なのか?そんなことはあまり重要じゃない。

大切なのは『身体に心に沁み入ってくるかどうか?』ということなんだろうと思います。

SNS、ブログ、講演、みんながアーティストになれる時代

藤村正宏先生は時々おっしゃいます。

『何かを発信するってことはアーティストってことだよ』って。

 

セミナーなどで講演すること。

ブログを書くこと。

ツイッターに感じたことをつぶやくこと。

フェイスブックにその日の出来事を投稿すること。

instagramにお気に入りの一枚を投稿すること。

You Tubeに動画を投稿すること。

これをする人はみんな表現者です。

 

それだけではありません。

友達の投稿に「いいね!」をすること。コメントを入れてコミュニケーションをすること。引用リツイートすること・・・

これらも表現なのです。

 

だから表現者としての自覚を持って発信すること。

見て貰う人のことを意識した発信にする。

「誰に向けた発信なのか?」「誰かの役に立つ発信なのか?」「表現方法は?」そんなことを意識してみる。

そうすればみんながアーティストになれる。

藤村先生がおっしゃっていたことは、きっとそんなことなんだと思います。

 

身体に、そして心に沁み入る講演、ブログ、SNS。

そう意識すると表現方法、伝え方が変わってくる、そんな気がしてきました。

皆さんはどう思いますか?

 

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