お花や観葉植物。店舗でも活用していますか?
昨日は、いけばな教室に参加しました。
もう五回目。
毎回気づきが多いです。
昨日気づいたこと。
それは、いけばなは“四季を楽しむこと”ということです。
内藤正風家元によるレッスン
昨日は「ヤブサンザシ」という枝を使いました。
枝に、葉と実がついています。
実は緑から赤へ色づいていたもの。
葉も緑から少し赤〜茶へ色づいています。
いわゆる“紅葉”ですね。
内藤正風家元はこんなことをおっしゃっていました。
『紅葉というものは、実は葉っぱの持つ元々の色が出てきたものです。
元々の素性の色が紅葉した色で、それ以前の緑色は栄養の色なのです・・・』
へぇ、そうだったんだ。
勉強になります。
更にはこんな言葉も。
『このヤブサンザシのように紅葉している枝の実や葉は落ちやすい。
その落ちてゆく様を観るのもまた、いけばなの楽しみなのです・・・』
たしかに実際に生けていくうちにも、実や葉は落ちてゆきます。
それによって、出来上がりの見え方はどんどん変わってしまう。
しかし、「紅葉とは元々そういうものだ・・・」そう思っていれば素直に生けて、素直に鑑賞できますよね。
店舗でも活用していますか?
ここ数年、店舗でも観葉植物を活用しているお店が増えてきています。
実はもっと昔は、店舗には欠かせないものとしてアタリマエのように観葉植物やお花が飾ってありました。
店舗での観葉植物やお花の演出は、やはり季節感を感じさせてくれます。
“お客様をおもてなしする心”が、伝わりますね。
お店にいらっしゃる人の目を和ませたり、ホッとしてリラックスしていただく効果があります。
だから一過性のブームとしてではなく、継続的に活用したいものです。
できれば、業者さまにおまかせするのではなく、スタッフが自らメンテナンスしたり、生けたりできれば良いですね。
圧倒的に思いがこもるし、お客様との話題も広がります。
お店での観葉植物やお花の演出、楽しんでみてくださいね!
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