間違ってはいけない!村上春樹、初期三部作を味わう方法。
久しぶりに長編小説を読み終えました。
もっともこの小説はもう何度も読み返した作品だけど。
「羊をめぐる冒険」という村上春樹さんの作品。
初期三部作と呼ばれるものの最後を飾る長編小説です。
ボクの単行本には、1982年10月15日第一刷発行とある。
そしてその左には1983年3月10日第五刷発行と記されている。
ボクがこの本を手に入れて、もう33年も経ってしまったんだ・・・
10代の最後か、20歳になったばかりの頃に入手したんでしょうね。
今日は、村上春樹さんの初期三部作を味わう方法を書いてみます。
村上春樹さんの初期三部作はこういったラインナップです。
『風の歌を聴け』
『1973年のピンボール』
『羊をめぐる冒険』
村上春樹さんは、ご存知のように沢山の著作があります。
そしてボクがおすすめするのは、この初期三部作です。
『風の歌を聴け』
この小説は村上春樹さんのデビュー作です。
「アメリカ西海岸の何処かの街で起こった、小さな小さな出来事が書かれた小説。それを日本語に翻訳した。」
そう言われても納得できるような文体です。
そんな“文体”がこの小説の持ち味です。
夏のビーチで海でも見ながらサラッと読んでみてください。
『1973年のピンボール』
第二作目。
前作の文体を残しながら、物語性がプラスされてきます。
そしてピンボールという小道具がとても効いている。
ピンボールのあるライフスタイルがとてもクール!再会するピンボールがまるで人間のように描かれている。
昔のアナログなピンボールマシンを、もう一度プレイしたくなりますよ。
古ーいアメリカンスタイルのバーで読むのがおすすめ。
店の隅にピンボールが置かれていそうなバーでね。
『羊をめぐる冒険』
三部作の完結編。
この作品のために、前の二作はあったのか?と思える大作です。
前二作から、とても壮大な物語へと進化している。
最後には感動と気持ち良い読後感を味わえることでしょう・・・
この小説は、早めにベッドに入って読んで下さい。
夢中になって朝まで読み続けないよう注意(笑)
この三部作を読まれる場合には必ず守ってほしいことがあります。
それは“順番を間違えないで欲しいっ”てことです。
『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』。
必ずこの順番で読んでくださいね。
そうすることで、あなたはハルキワールドに魅了されてしまっているはず!
・・・・・そういうことです。
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読む前に冷蔵庫にビールを冷やしておくということも大切ですね。そうしないとコンビニまで走ることになりますので(笑)
たしかに!それとっても大事ですね!!