探し物はなんですか？

VMDコンサルタントの藤井雅範（ふじいまさのり）です。

夢の中へ

井上陽水のヒット曲の中で、『夢の中へ』というのがあります。

こんな歌詞です。

最初に聞いたとき、何だか違和感を感じました。

何か物をなくして、一生懸命探している人に対して、「まだまだ探す気ですか、それより僕と踊りませんか・・・」

なんて言うと気を悪くするんじゃないかって・・・（笑）

しかもメロディは能天気に明るい感じ。

なんか、困っている人をバカにしてるんじゃないか？っていう感じに聞こえたものです。

でも、実際探し物をしているとき、なんだかこの歌詞の意味がよくわかってきました。

先日、必死になって探していても見つからなかった、そんなときは探すのをやめることも大切だって思った出来事があったんです。

だって見つからなかったんだもの。

同じところを何回も探すのは時間の無駄かもしれないしね。

だいたい、探し物に気を取られ始めると、他のことが手につかなくなる。

探し物が気になって気になって、他のことが何にもできなくなるってことは、金縛りにあったようなこと。

自分で自分の行動を縛り付けている。

だから一通り探しても見つからなければ、一旦そのことは忘れて、取りかかるべき次の仕事に手をつけたほうが良いみたいです。

あるいは誰かとダンスするとかね・・・（笑）

「探すのをやめたときに、でてくることもよくある話」という歌詞のとおりに、ね。

・・・・・そういうことです。