ライブ感、臨場感のある売り場では思わず買い物したくなる!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
『シズル感』について考えてみる・・・
目の前でジュージューと音を立てて焼いてもらったステーキ
カウンターで丁寧に一杯ずつ淹れてくれるコーヒー。
ホテルのレストランの朝食で、目の前で焼いてくれるオムレツ。
こういったものは、思わず食べたくなりますよね。
目の届かない厨房で作られ、運ばれてきたものと比べたら、全く同じ料理でもそそられ方が違う。
ステーキ屋さんでジュージューした音が聞こえている感じ。転じて購買意欲がそそられる表現や状態のことを『シズル感』があると言ったりします。
昨日の記事、『キャンディ・ショップとシガー・ショップ』でも『シズル感』について触れました。
『シズル感』のあるアクセサリー屋さん
この『シズル感』ってファッションのお店でも取り入れられるんじゃないかな?
例えば先日見かけたアクセサリーショップ。
2000種類ものチャームやチェーンやストーン、ヴィンテージパーツなどを自ら選んで、お店で作り上げることができるようです。
アクセサリー作りの本格的な道具も揃っており、スタッフもサポートしてくれるみたい。
自分だけのオリジナルのアクセサリーが容易に作ることができる。
友達同士が楽しそうに製作していたり、道具を使う『トントン』という音が聞こえてきたり・・・
そんな様子をみているのはとっても『シズル感』がありますよね!
自分だけのオリジナルを作ってみたくなる。
あなたのビジネスに置き換えてみよう!
アクセサリー以外のお店だったらどんなものがあるでしょう?
工房がガラス張りで製作の様子が見えるバッグ屋さん。
ミシンが置いてあるアトリエのあるオーダーメイドのブティック。
手編み教室を併設している、ニット専門のブティック・・・
今まで見せていなかった、『作る』という過程をあえて見せたり、体験してもらうことで『シズル感』を伝えることができるかもしれませんね。
あなたのビジネスに置き換えると、どうすれば『シズル感』が伝えられますか?
・・・・・そういうことです。
業界ちゃうけど
ファッション勉強します
老人のファッションレポートがいる時は聞いて下さい
ありがとうございます!
業界の匂いがプンプンしますが・・・(笑)