『ファッション業界に必要なイノヴェーションとは?』
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
本日4月3日まで、東京ビッグサイトで開催されている『ファッションワールド東京』
連日沢山のファッション関係の皆さんが来場されています。
ボクのクライアントさんはじめ、会場では顔見知りの方を沢山見かけました。
ボクも一昨日セミナーをさせていただきましたよ↓
『ファッションワールド東京』VMDセミナーを終えて改めて感じたこと。お客様にもっとお買い物を楽しんでいただく為には・・・
『ファッション業界に必要なイノヴェーションとは?』
そして昨日は、三越伊勢丹の大西社長の講演を拝聴しました。
『ファッション業界に必要なイノヴェーションとは?』
というタイトル。
イノヴェーション=物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」ということですね。
大西社長のお話で印象的だったこと。
Economic Value(経済的貢献)だけでなくSocial Value(社会的貢献)も重要
また、今後注目される消費価値としては
・安心安全の価値→ 本物・・・
・正統性・歴史的価値→ 伝統的・・・
・自然との共生価値→ 環境、自然・・・
・日本固有の価値→ 精神性おもてなし・・・
・情緒的・独創的な価値→ 芸術性・・・
そういったことに注目されている様です。
前々回の『ファッションワールド東京』でも大西社長のお話を拝聴しました↓
その内容を引き続き発展させていらっしゃるご様子。
前回にも触れられた、地方再生に言及される内容が今回もありました。
地方に潜む価値としてある産地、職人、素材。それとクリエイター、デザイナーを掛け合わせる。そうすることで、地方再生につなげていけるのでは?というお話。
日本を代表するラグジュアリーブランドの誕生?
そして、日本を代表するラグジュアリーブランドができないか?というお話。
これも日本の伝統、技術、精神性、地域の特性、そういったものの総合力で生み出されれば、ということ。
うん、共感出来ます。
とっても楽しみですね。
まとめ
不毛な安売り競争から脱却し、日本の良さ、さらには地方の良さを見直し活かす。
消費者に感性という価値を提供する。
それがファッションビジネスに必要なイノヴェーション。
とっても的を得た、前回から引き続き一貫性のあるお話でした。
・・・・・そういうことです。
藤井様
私はショッピングモールの中のフェアトレードの専門店で働いております。
国産ではないのですが、生産国の伝統技術や手仕事を活かしたものや、働く人や環境に配慮した商品がお店に並んでおります。
周りの店舗より価格帯が高めですが、その差額を価値としてお客様にお伝えしていきたいです。
商品の背景にはご興味のない方ももちろん来店されますが、お店に入って試着したくなるようなVMDと会話で、お店を作っていけたらと思います。
近々、伊勢丹にも行ってみます!
今回もありがとうございました。
青木由紀
あおきさん、コメントありがとうございます
おっしゃるように、生産国の伝統技術、人や環境に配慮した商品、価格は高くともその価値は伝えることが出来ますよね!
素敵なお店作りをしてみてくださいね!