色相、明度、彩度。色の三要素に着目しよう!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
色の三要素とは?
“色の三要素”ってご存知ですか?
色相、明度、彩度の3つの要素です。
色相とは?色味のこと。いわゆる赤、青、黄みたいなことですね。
明度とは?明るさのこと。明るい〜暗いということ。
色彩とは?色の鮮やかさ、その度合いのことです。
あなたのお店、調和がとれていますか?
ショーウインドウからお店全体の構成にいたるまで、大切なのは調和がとれているか?
ということだと思います。
調和がとれていると、美しいと感じます。
安定感や落ち着きを感じさせます。
調和がとれていないと、いらだちやノイズ、不安定な感じを受ける。
だからお店のヴィジュアルを客観的に判断する時は、調和がとれているか否か?
これが判断基準になります。
調和を感じさせるカラー構成とは?
先ほどの色の三要素、これが調和を感じさせる、ひとつのキーになります。
すなわち色相や明度や彩度が合っていると調和を感じさせます。
具体的には、こんなこと。
複数のスタイリングをショーウインドウで見せる場合、全てのスタイリングの色が色相、明度、彩度の調和がとれている、という様なことです。
色相は違えど彩度が合っていれば調和はとれます!
ただしこの場合、色相、明度、彩度の全てで合わす必要はありません。
色相が違えど、明度と彩度が合っていれば調和はとれます。
一般的には色相を合わす場合が多い。
大切なことは調和がとれている、ハーモニーを感じさせることです。
お花見に臨むハーモニーも大切!
ところで、そろそろ桜の季節ですね。
ところどころ土の色が見えている土手の、キレイな深いグリーンの草の上で、ベージュの御影石の石垣に囲まれて、はかないピンクの桜を愛でる。
そんな、繊細な感性を持つ皆さん。
ビビッドなブルーのシートは全く調和、ハーモニーがとれていませんよね。
そんな時にはベージュ〜薄いグリーンのゴザを使いましょう。
もう、ブルーシートはやめましょうね。
本当に桜を愛でるには、自らの足元から調和させましょう。
お花見に見合うお洋服で販促してみては?
そうそう、お花見、という日本古来のイヴェント。
これに見合うお洋服のカラーリングもありますよね。
ファッションのお店を運営されている皆さん。
こんな打ち出しをされてみてはいかがですか?
感性豊かな気持ちでお客様を笑顔にして差し上げましょう。
・・・・・そういうことです。
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