ショーウインドウの魅せ方、見られ方。日本とドイツを比較してみた!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。
VP(ヴィジュアル・プレゼンテーション)スペースとは?
ショーウインドウや、ステージの上で見せているディスプレイスペースのことですね。
そこでは色んなみせ方が存在します。
実はお国によっても見せ方が全く違うんですよ・・・
日本におけるVPの見せ方
今、日本の商業施設は、営業時間が長くなっていますね。
朝の9時から夜の10時までファッションのお買い物が出来るショッピングモールも沢山あります。
定休日はほとんどない。
だから、お客様はVPを見て気に入れば、すぐにお店に入ることが出来ますね。
では海外ではどうでしょう?
ドイツのショーウインドウ
例えばドイツ。
まだ路面店が多いです。
営業時間は日本ほど長くない。
おまけに週に一度は定休日がある。
でも日本と大きく違うところ。
それはショーウインドウです。
営業時間外も、定休日もきちんとスポットがあてられています。
道行く人に対して、きちんとプレゼンテーションしている。
そして、とっても小さなアクセサリーひとつにまで丁寧にプライスタグが示されています。
なぜでしょう?
どうやら、ドイツでは『ウインドウショッピングと言う文化』これがきちんと根付いています。
だから人々はお店が営業していなくても、熱心にウインドウを見ている。
ちょっとビックリするぐらい、真剣にウインドウでショッピング(吟味)されている・・・
今の日本ではちょっと考えられないですね・・・
魅せる技術がちゃんとある
そして、それに答え得るべく、ショーウインドウのディスプレイが徹底的に丁寧にバランス良く行なわれています。
本当に職人技。
モノによってはアートと言っていいくらいです。
それだけ人々が熱心に見てくれるからなのか?
それだけ徹底的に魅せているからなのか?
両方なのかもしれませんが・・・
とにかく、見る人と魅せる人の真剣勝負が行なわれている。
それがドイツのショーウインドウです。
ファストファッションで比較してみよう!
若し皆さんがドイツを訪れる機会があったら、是非ショーウインドウのディスプレイに注目してください。
わかり易く比較するなら、世界中で展開しているファストファッションブランドを見れば良い。
同じ商品、おんなじ指示書で完成されたウインドウかもしれませんが、そのバランスのとり方、一点の商品を美しく魅せるテクニック、ちょっとした着こなしの表現・・・
その差は歴然。
ちょとマニアックかもしれませんが(笑)
こんな比較をしてみるとわかり易いですね。
まとめ
一点の商品を良く魅せるテクニック、美しくバランス良く構成されたショーウインドウ、細かいところも手を抜かずに行なわれている表現・・・
やっぱりディスプレイって良いよな〜
・・・・・そういうことです。
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