スタッフの『思い込み』が客数を奪う! VMDコンサルタントが教える『マネキンの向き』だけで入店率を上げるロジック
こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
毎日の様に様々な商業施設を歩いています。
そしていつも残念に思うことの一つに、『マネキンやトルソーの向きがもったいない・・・』
ということ。
この写真の商業施設の通路の場合、主動線は手前から向こうでした
お客様は写真の手前からやってきます。
なのに、マネキンは正面を向いている。
せっかく工夫して着せたスタイリング、歩いているお客様には伝わりにくいのです。
このズレこそが、実は大きな『機会損失』を生んでいます。
お客様は通り過ぎる一瞬で、マネキンを斜めや横から見ています。
正面を向いたマネキンは、お客様に店への関心を抱かせるチャンスを半分以上逃していると言えるのです。
おそらく、スタッフはお店の中にいる時間が長い。
なので『お客様は正面からやっていらっしゃる』そう感じてしまうのかもしれません。
あるいは、『マネキンやトルソーは正面向けておくものだ』そう思い込んでしまっているのかもしれません。
スタイリングに手を加えたことに加え、マネキンの向きを手動線に向けて斜めに構成したのです。
するとどうなったでしょう。
入店客数がアップしたのです。
【VMD的ロジック】
マネキンを斜め(45度など)に向けることで、お客様の『視界の広さ』に対して最も大きな面積と奥行きでスタイリングを見せることができます。さらに、マネキンが店内へ誘導するような『動的な視線』を生み出し、自然とお客様の足が店内に向かう導線が生まれるのです。
こんなカンタンなことなのにできていないお店がまだまだ多い。
ちょっと残念ですね。
しかし、この簡単なテクニックを最大限に活かすには、『正しい主動線』を見極め、『何度の角度が最適か』を判断するプロの目線が必要です。
あなたの店は、無意識の『思い込み』で集客を損していませんか?
カンタンにできる工夫も含めて、コストゼロで集客力を最大化する VMD 診断をぜひご相談くださいね!




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