中学生の僕を虜にした幻のカレー!芦屋『GRASS』で味わう「あの味」
こんにちは!
VMDコンサルタントのMATT(マット)こと藤井雅範です。
今日は VMD の話から少し離れて、僕の「人生を変えた」と言っても過言ではない、あるカレーのお話です。
あれは僕が中学生の頃。
阪急電車の西宮北口駅で乗り換えて通学していました。
ある日、先輩に誘われて入ったお店は、カウンターだけの小さなカレー屋さん。
中にいたのは、ちょっとだけ怖そうなおばちゃんが一人。
メニューは「インベロ」と「ピラフ」の二種類だけ。
「インベロって何だろう…?」
訳も分からず先輩と同じ「インベロ」を注文。 奥でおじさんが調理しているようで、やがて運ばれてきたものを見て、僕は驚きました。
僕が想像していたカレーとは、まったく違うものが目の前にあったんです!
まさに「幻」のカレー体験!
右側にはこんもりと盛られた細かく刻まれたキャベツの山。そこにかけられたドレッシングが、サラッと白くカレーのルーに流れ込んでいる。中央には薄ーい卵に包まれたご飯、そしてその上には薄ーいカツ。ルーもサラッとしていました。
スプーンで一口すくって口に含むと… 結構な辛さが口いっぱいに広がり、薄ーいカツとのハーモニーが絶妙! さらに、流れ込んだドレッシングの酸味と、辛さを和らげてくれるキャベツの山が、もう最高なんです。
「こんなカレーがあったんやー!」
それからというもの、僕は毎週のようにこのお店に通い詰めるようになりました。当時の価格は250円。学生にとっても破格の安さで、本当にありがたい存在でした。
このお店のおばちゃんは、美味しいカレーと一緒に、お客様を「躾ける」人でもありました。
食べる前には「いただきます」、食べ終わったら「ごちそうさま」。
食べ残しは絶対に許されない。入り口のドアには『当店は学生の店です』と書かれた札が掛かっていて、おばちゃんは僕らに、美味しいカレーと共に大切なマナーを教えてくれていたのかもしれませんね。
「あの味」を、芦屋『GRASS』で再び!
そんな、僕の青春の味とも言える「インベロカレー」を、今、友人が芦屋で営むバー『GRASS』で味わうことができるんです!
『GRASS』での品名は『思い出の北口カレー』
このカレーはレギュラーメニューではなく、仕込みに時間がかかるため、必ず前日までの予約が必要です。 (MATTも忘れずに予約していきます!笑)
あの「サンボア」というお店に通っていた方はもちろん、
- 「食べたことのない独特のカレーを体験してみたい!」
- 「ストーリーのある美味しいものが大好き!」
というカレー好きな方には、ぜひ一度味わって欲しい逸品です。
MATTの心に残る、特別なカレーをぜひ一度体験してみてください。 芦屋『GRASS』のウェブサイトはこちらから!
https://ashiyagrass.com/menu/secret-menu/


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