ファミリアのデニムバッグ、これも阪神間カルチャーです

こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
阪神間にお住まいの方なら、よく見かける光景。
それは女子高生が通学する際に、ファミリアのデニムバッグを手にしている姿。
特に阪急電車沿線の女子校に通学する女子高生。
そのデニムバッグには可愛らしいアップリケが施されています。
これって元来、幼稚園児や小学生がピアノのレッスンにバイエルなどを入れることを想定して作られたバッグだと思います。
しかしいつからか、グンとお姉さんである女子高校生が持つようになりました。

※ファミリア公式サイトより引用
真っ白な夏服とデニムバッグ
僕は中学校へ阪急電車で通っていました。
最初に、女子高生がこのバッグを手にしているのを見たのもこの頃。
当時は持っている人はごく少数。
今ほどみんな持っているわけではありません。
それだけに初めてその見た時、とっても違和感を感じたのを覚えています。
「どうして小さな子供が持つバッグを、大人びた高校生が持っているのだろう???」
これも阪神間カルチャー
しかし、ある日フッと気がついたのです。
それは松蔭女子の高校生が、真っ白なワンピースの夏の制服に、小さな子供用のブルーのデニムバッグを手にしている姿を見た時です。
そしてその女子高生は、茶髪のちょっと突っ張った感じ(金八先生の三原じゅん子風)の雰囲気でした。
ミスマッチの良さというか、外したオシャレというか・・・
「あっ、カッコ良い!」
そう、ちょっとした外しがファッショナブルに感じました。
ファミリアのデニムバッグを手にした女子高生、当時はまだ圧倒的に少数でしたしねぇ。
それから少しづつデニムバッグを持つ女子高生が増えていきました。
今ではまるで制服のバッグのように、みんながみんな手にしています。
おそらく阪神間以外ではこのような光景はあまり見られないでしょうね。
女子高生が手に下げるファミリアのデニムバッグ。
これも阪神間カルチャーと言えるのではないでしょうか?
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