価値を高く伝えるために大切なこと|ジュエリーのVMD
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
ジュエリーというカテゴリーも、大きく捉えればファッションと言うくくりに含まれます。
そして一般的には高価なものです。
だから、より買う側の“思い”が込められやすいとう面もあることでしょう。
“モノ”だけではない、メモリアルな意味合いや、身につけるだけで気分が高まる、といった効果も。
それだけに売り手に求められるのは、“価値の伝え方”です。
“モノ”の良さだけではなく、それがあることでお客さんのライフスタイルがどの様に彩られるのか?という視点が大切なんですね。
ブランドジュエリー ビジネス & スタイル
昨日発売された『ブランドジュエリー ビジネス & スタイル』
ボクが取材を受けた記事も掲載されています。
お客さんがどの様に一点の商品を認識されるのか?リアル店舗では?SNSでは?といったことを、ジュエリーの場合に落とし込んで話しました。
興味のある方はこちらから購入できます↓
「CLAS」というジュエリーブランド
そしてボクの記事の次のページの記事も興味深かった。
ボクと同じくジュエリーのVMDに関する話題。
自ら『CLAS』というジュエリーブランドのデザイン・制作からポップアップショップにおける販売まで携わっていらっしゃる。
「CLASのポップアップショップにはいつもテーマがあるのですが、そのテーマに合わせてジュエリーに一つ一つ名前をつけています。たとえば和菓子というテーマの時に“かしわ餅”“白玉金時”“抹茶みつ豆”といった名前をつけました。そしてその名前と素材、価格を記したネームタグを作ってジュエリーに添えました。ディスプレイも和菓子屋さんに和菓子が並んでいるように、漆のトレイにジュエリーを並べてみました・・・・・ディスプレイにはジュエリーを作るのと同じくらい手間がかかります」
なんとジュエリー制作と同じくらいの手間をかけてディスプレイを作り上げているそうです。
さらにはインスタグラムに投稿し続ける効果も大きいそうです。ジュエリーは小さいので店頭では目につきにくいから、インスタグラムで事前に見ていただく意味もあるみたい。
飯塚さんのVMDの考え方には、とても共感できます。
ジュエリーは小さいので店頭では目につきにくい。
そしてどの商品もよーく見ないと違いがわからない。
だから見せ方に徹底的に工夫することで、やっと伝わりやすくなる。
これは他のジュエリーの売り場の参考にもなりますね。
一度ポップアップショップを拝見したくなりました。
はっきりいって今のジュエリー売り場のVMDの考え方は、まだまだ十分ではない店が多いです。
興味を持って見た瞬間、いきなり接客攻撃にあってしまうしね(笑)
『CLAS』のような考え方のお店ならば、ジュエリーの価値が高くお客様につながるのでは?そう思いました。
『CLAS』のインスタグラムです↓
ジュエリーに関しては以前も記事に書きましたので、良かったら見てくださいね↓
この記事へのコメントはありません。