野球も広告も目に入ってこない!?ドームの広告環境
週刊御意見番
サンデーモーニングという番組を見ました。
その中に『週刊御意見番』という番組があります。
往年の名選手、張本勲さん達が出演して、一週間のスポーツを振り返り“あっぱれ!”や“喝!”といった一言を発するアレです。
今日のゲストはかねやんこと金田正一さん。
ボクも大好きな選手・監督でした。
400勝を記録した大投手。
実は打者としても記録を持っている。
自分が投手として起用された試合だけで36本の本塁打を打っているそうです。
コレはすごいことですね。
相変わらず毒舌を吐いていましたが、これだけの実績のある人が話すと納得してしまいます。
広告数が増えた!
さてそんな番組を見て気付いたことがあります。
それは、野球場の広告のこと。
ヤフオクドームの場合
テレビでは、ピッチャーの後ろの視点からホームを中心にバックネットが映し出されるアングルがよく映しだされます。
そこは絶好の広告スペースでもある。
今日映しだされたヤフオクドームの映像。
バックネットの広告類のうるささがとても気になりました。
整理すると以下の三点です。
量の多さ
サイズの不揃い
色使いが多すぎてハレーションが起きている
横浜スタジアムの場合
対して、横浜スタジアムは違った印象で映しだされました。
量は多い
サイズや目線が整理されている
カラーはブルー✕白で統一
広告自体が目立っているのは圧倒的にヤフオクドームです。
しかし、ハレーションが強すぎて一つのものが深くは目に入ってきません。
一方、横浜スタジアム。
環境に溶け込んだ広告なので違和感がない。
ロゴやフォントの違いが浮かび上がり、情報としては整理されて入ってきます。
野球場としても、広告収入が欲しくて欲しくて大変な状況なのは想像できます。
しかし、せっかくの環境を壊していては肝心の野球の試合が目に入ってきません。
コレでは本末転倒ですよね?
情報を整理して伝えられるように広告掲示の環境を整えることも、野球場の運営としては大切なのではないでしょうか?
本来の目的はなにか?(お客様にゲームを楽しんでいただくこと)
収益のために必要なことは?(広告収入を得ること)
これらを達成するために徹底的に工夫してみることです。
お客さんは広告を見に来てるわけではない、野球を見に来ている。
しかし、広告収入は必要だ。
ではどのようにすれば、“環境を壊さずに伝わる広告になるのか?”
ここを工夫すること!
その結果が、広告効果にも現れ、結果的に広告収入にも繋がると思います。
派手であれば伝わるのではありません。
今朝のテレビ、『週刊御意見番』を見てそんなことを感じました。
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