ベストorジレ? カルソンorレギンス?
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。
ファッションは繰り返されるもの・・・
考えてみるとファッションというものは繰り返しです。
あるサイクルで、昔流行ったものがまた流行り出します。
そして同じアイテムでもその時々で呼び名が変わったりしますね。
例えばこういうことです。
セーターのことをプルオーバーニットと言ったり
ベストのことをジレと言ったり
まるでコートのように長いカーディガンのことをコーディガンと言ったり
ジャンパーのことをブルゾンと言ったり
ワンピースのことをドレスと言ったり
カルソンのことをレギンスと言ったり
ニットキャップのことをビーニーと言ったり
・・・なんだかいっぱいでてきますね。
時代で変化する呼び名
どの言葉も同じようなものを指すのに、その時代時代で呼び方が変わったりします。
お洋服と言うものが定着して以来とても長い月日が経っていますが、そもそもの基本的なアイテムの構造や成り立ちに大きな違いはありません。
特殊な機能素材やハイテク素材を除けば、ずっと昔に生まれたものが組み合わす相手を変えて、また新しいコーディネートとして蘇ります。
そうしたコーディネート、丈やシルエットやバランスが変化することで新鮮に見えてくるから不思議です。
さらに、それに合わせるバックや靴やアクセサリーなどのトッピングで、より新しいコーディネートに見えていく。
その結果として《トレンド》が作り出されるのです。
もとはといえば、一つ一つは昔からあったものたち・・・
ファッションというものは繰り返されるものです。
だから、せめてアイテムの呼び名くらいは新しく変化させていっているのかも知れませんね。
・・・・・そういうことです。
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