建築が呼吸する街
藤井雅範です。
今日は日曜日。
誰かを説得する必要もなく、
何かを改善する必要もない日。
早朝から散歩しました。
この街には、ときどき
時間の流れ方が違う場所があります。
モダニズム。
言葉にすると少し大げさですが、
実際はもっと静かなものです。
白い壁。
赤茶色の瓦。
ゆるやかなアーチ。
スパニッシュ・コロニアル様式の邸宅が、
何事もなかったように住宅街に溶け込んでいる。
17〜18世紀のアメリカ南西部で生まれた様式が、
この街の空の下にある。
考えてみると、少し不思議です。
でも不思議なものは、だいたい美しい。
そして、
フランク・ロイド・ライト設計の旧山邑邸(ヨドコウ迎賓館)。
石の重さと、光の軽さ。
内部を歩いていると、
建築が呼吸しているように感じます。
スキャンダルもあった。
賛否もあった。
それでも、残った。
美しいものは、
時間に試されるのかもしれません。
街を歩くと、
建物にも思想があることを感じます。
派手ではない。
でも、確実にある。
人も、同じですね。
今日は、
ただ歩いてみませんか?
建物の影を眺めて、
石の冷たさを感じて、
光の色を観察する。
急がなくていい。
来週の話は、また来週。
日曜日くらいは、
美しいものに、何も求めないで。
また、気が向いたら読みに来てください。




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