《ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~》を観て|従来の資本主義の終焉
『ダッカのラナ・プラザで931人もの死者を出したバングラディシュでは、死者の数が増えるほどアパレル企業の売上も増えると言われているらしい・・・』
『生産現場で働く人たちの命を守れない、莫大な利益を生んでいるのに・・・』
『企業の依頼で綿を作る農家では、農薬のために病気になる人がたくさん居て、その病気の治療薬を同じ企業が作っている。その企業は病人が出ても更に儲かり続ける。人工衛星のようにグルグルといつまでも回り続けるのだ!』
『いつの間にか洋服を消耗品にしてしまった企業。おかげで今は、服の廃棄物が溢れかえっている』
『皮革工場では汚染された水を垂れ流し、それに携わる人達は皮膚病や腫瘍を患っている。なのに、私達消費者は、そこで出来た商品しか見ていない』
『あまりの低賃金にどうにもならず申し入れをしてみたら、生産地を他のもっと低賃金な国へ移すぞ!と脅される・・・』
以上、《ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~》を観て書き留めた備忘録です。
ファッションに携わる人だけでなく、みんなに見ていただきたい映画でした。
従来の資本主義は限界を迎えているようですね。
残念ながら一部の企業では、服が好きなんじゃなくてお金が好きな人達が服を作っている!
人の命はかけがえがないって言うけど、それはキレイ事にしか聞こえない。
価格ではない価値を伝えること!
それによって経済が回り始める、『ゆるやかな、つながりの経済・関係性資本主義』に早く転換なくちゃ、ね・・・
上映会お疲れ様でした!こういう機会を作ってくれたことに感謝いたします。
たしかに日本国内でもこういう力学が働いているのかもしれません。
しかし、そういった理由で伝統的な工法や技術が絶やされるのは本末転倒。
逆に、今こそ、そんな工法や技術を育てていく機運を業界として高めてゆきたいですよね!
それが結果的に独自性となり、消費者にも選ばれる理由に繋がる!
そう思います。
服だけでなくて、他の色々な「もの」も同様に、金儲けだけの自分がよければいいビジネスになっていますね。
胸を打たれるブログでした。
ありがとうございました。
そうですよね。
服だけではありません。
本当に心の時代になってきていると思います。
今までのやり方では一部の大資本家だけが潤うほかは、誰も幸せにはなりません。
そんな経済はもう終焉を迎えるのではないでしょうか・・・