伝えたい事を絞り込み、目立つ表現をしたら売れた!
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
高い場所のディスプレイ
棚の高い位置で商品をディスプレイする時のポイント。
高い位置というものは目立ちます。
遠くからでも目につきやすいですね。
それだけに伝わりやすい表現をすると、近づいてもらいやすい。
せっかく目立つ位置なのに、何を伝えたいのか?が分からなければ効果が薄いのです。そう、近づいて来てもらえない。
お客様に近づいてもらうには?
例えば店の奥にあるパンツの売り場。
シルエットのキレイなパンツが、カラーやサイズも揃えて棚に畳まれたり、ハンガーに掛けられたりしています。
さて、その上のディスプレイ。
店の奥の方なので、近づいて来てもらいたいですよね?
そこで棚の高い位置に、パンツを全色、パイプに折り曲げてみた様です。
全色、見える分量もおんなじくらい。
しかし、あまりお客様が近づいてくれなかったそうです。
それを聞いたので、僕はこんな風に見せ方を変化させました。
⚫︎シルエットを表現出来る掛け方に変更
⚫︎一色減らす(赤とオレンジが近似色でお互いキレイに見せられない)
⚫︎各色を思い切りグッと重ねる事で、シルエットを強調(同じシルエットなので色の違いは伝わる)
⚫︎空いた空間に、コーディネート可能なスニーカーとギャップをディスプレイ
この様に変更する事で、奥のパンツ売り場まで近づいて来れるお客様が増え、パンツの売上も伸びました!
なんでも大きく見せれば良いわけではないのです。
伝えたい事を絞り込み、尚且つ目立つ表現(空間の活用)
やってみてくださいネ♪
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