VPはモノを売る場ではない!店前を通る人を楽しませる場なのだ!
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
先日、日本を代表するショッピングモールの全テナントさんを対象にしたVPとPOPのコンテストが行われました。
今回も審査委員長として参加、たくさんの作品を拝見させていただくことができました。
ここ数年オンラインによる審査が続きましたが、今回は久しぶりに審査員が集合しての審査。
『あっ、そんな視点もあるよね〜』
『そうか、女性にはそう感じるかも?』
お互いの意見を聞くことで、作品への理解も深まります。
やっぱりリアルの場は良いですね〜
VPは楽しませる場
VPというのはヴィジュアル・プレゼンテーション。
店舗におけるメインのディスプレイのことですね。
商業施設においては、各店舗を見て歩く際の入店の判断基準となるべきスペースです。
しかしながら、ただ売りたい商品を見せているだけ、と言った店舗が多いのも事実。
今回のようなVPコンテストに応募している店舗でさえ、そのような表現が見られました。
今、お店はたくさんあります。
リアル店舗はもちろん、オンラインでも店舗はたくさんある。
それなのに、なぜわざわざあなたのお店で買わなければならないのか?
店頭でそれが表現されていますか?
今回のVPコンテストに応募した作品の中で、『この店で買いたい!』と思わせてくれるものがありました。
その作品は店頭中央のディスプレイスペースに
『母を笑顔に大作戦!』というタイトルが掲げられて、母の日のプレゼントにぴったりなギフト商材がディスプレイされていました。
さらに『母の笑顔をキープするコツ』と題して
- とにかくプレゼントをする
- “ありがとう!”を1日10回以上言う
- 1日5回以上ほめる
という気が利いたコツが記入されていました。
これは喜ばれるよなぁ・・・
こんなディスプレイがあると『この店で買う理由』になりますよね!
あなたのお店のVPスペース、『なぜわざわざあなたのお店で買わなければならないのか?』その理由が表現されていますか?
単に売りたいものを見せるだけでなく、店前を通る人を楽しませる工夫、やってみてくださいね!
しかし『母の笑顔をキープするコツ』
“母”を他の代名詞に変えても使えるよなぁ 笑
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