夏のオススメ|五感で楽しむ
『・・・この話は1970年の8月8日に始まり、18日後、つまり同じ年の8月26日に終わる・・・』
夏読むのにおすすめの小説、村上春樹の「風の歌を聴け」はそんな文章で始まる。
小説以外の、夏のオススメも書いてみることにする。
- タンクトップ姿の陽に灼けた女の子の、肌のコントラスト。露出した部分はトーストのようにこんがり灼け、衣服に守られた部分は異様に白い。
- 一瞬にしてリゾートに連れて行ってくれるヴィジュアル。鈴木英人、永井博、わたせせいぞうの描くイラスト。
- 太陽を背にして水撒きした時、青い空のキャンバスに出現する虹。
- レゲエのリズム
- ユーミンのアルバム「パールピアス」
- ビーチボーイズの「カリフォルニア・ガールズ」
- 水を撒いてもすぐに乾くアスファルトから立ち上る水蒸気の匂い
- ピニャコラーダの香り
- コパトーンの香り
- カラカラの喉に流し込むよく冷えたビール
- プールサイドで売っているアメリカンドッグ
- 波をかぶったときに味わう、しょっぱい海水
- 頬を伝う汗の感触
- シャワーのあとに使うバスタオルの肌触り
- 素足ではぴょんぴょん跳ねないと歩けない、熱い砂浜
『・・・素敵な女の子がみんな、カリフォルニア・ガールならね・・・』
-ビーチボーイズ 「カリフォルニア・ガールズ」-
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