お店の問題は、見える場所にあるとは限らない
藤井雅範です。
仕事柄、
いろいろなお店を見ます。
アパレルの店舗。
パン屋さん。
ドーナツ屋さん。
どんなお店でも、
まず最初にすることがあります。
それは
観察することです。
店舗の相談を受けると
よくこんな質問をされます。
「商品量は足りていますか?」
「マネキンのスタイリングはこれでいいですか?」
「什器の位置はここで大丈夫でしょうか?」
どれも
大切な質問です。
でも実は
それよりも先に見るものがあります。
それは
お店の様子です。
お客様は
どこで立ち止まるのか。
どこを見ているのか。
どこを通らないのか。
少し離れて
ただ観察する。
それだけで
見えてくることがあります。
例えばドーナツ屋さん。
ショーケースの前で
立ち止まる人がいる。
でも
そのまま帰る人もいる。
その違いは
商品だけではありません。
少しの光。
少しの距離。
少しの空間。
そんなことで
人の行動は変わります。
店舗の問題は
必ずしも
見えるところにあるとは限りません。
だからまず
観察する。
人の動き。
空間の流れ。
お店の空気。
それらを
静かに見る。
心でシャッターを切るように。
観察していると
だんだんわかってきます。
「あ、ここだな」
という場所が。
人の流れが、ほんの少しだけ変わる場所です。
そして心の中で
絵を描くのです。
新しいお店の姿を。
店舗を変えるヒントは
多くの場合
観察の中にあります。
僕の仕事は
アドバイスをすることですが
その前に
お店を見ること
から始まります。
そして観察していると
もう一つ気づくことがあります。
お店には
見える問題と
見えない問題
があるということです。
その話は
また次回に。

この記事へのコメントはありません。