ファッションワールド東京のセミナーを受講いただいた皆さんへ!
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
経営者の受講が増えた!
“あなたのお店はどう変わる?ポストコロナ時代のVMD”
先日、ファッションワールド東京で講演させていただいたときのタイトルです。
その結果報告書が送られてきました!
ファッションワールド東京で登壇させていただくたびに楽しみにしている結果報告書。
セミナーに参加していただいた皆さんからのアンケート結果がまとめられています。
今回の受講者の職種はこんなバランスでした。
VMD専門職20.5%
経営者17.1%
営業13.6%
店長・販売職10.2%
といった結果。
前回と大きく違うのは経営者の方が受講される比率が大きく上がったこと。
前回の10.9%から今回は17.1%と大きくアップ。
VMDの重要性を経営者の方が気づき始めているとすれば嬉しいことです。
単に店頭の見え方だけでなく理念やコンセプトが重要、という内容のお話をしたのでなおさらです。
経営者が意識を変えていただくことがとっても大切なんですね。
そして講演内容に関するコメントの数々。
これを読むことがとても楽しみなんです。
コロナ禍における店舗の悩み
今回のセミナーはテーマが“あなたのお店はどう変わる?ポストコロナ時代のVMD”
まずコロナ禍に関連して書かれたコメントはこういったものでした。
『withコロナにおけるVMDで悩んでいたが、ヒントになることが多かった。』
『何をすればよいのか?途方にくれている状況だったが、少し先が、やることが見えました。ありがとうございます。』
『コロナ時代の今すべきこと、ストーリーでよく知ることができた。』
『コロナになり何かと暗い気持ちになるところを、VMDの発信の大切さ、VMDの楽しさに改めて気付きを頂いた。』
悩んで途方に暮れる、そんな状況の方がたくさんいらっしゃいます。
今は本質的なことに目を向けること。
ブランドとして店舗として、やらなければと思いながらできていなかったことに着手するチャンスなのかもしれませんからね。
具体的には⬇
- コンセプトの中身と伝わり方の確認
- 一貫性のある表現
- リアル店舗だから出来ることをやりきっているか?
- オムニチャネルとOMOの推進
VMD専門職のこれから
僕と同じVMDを仕事としている人からは、こんなコメントを頂きました。
『VMDについて今までの考えがくつがえされた気がする。素敵なVMDが作れるようになりたい。』
『VMD発信をしている自身として、コロナ禍になり、ブランドイメージやテーマ性がなかなか打ち出せてなかったと改めて気が付いた。 本部一貫性をもった新たなVMDを伝えていけるようにしていきたい。』
『同じVMとして面白く拝聴させていただいた。WINDOWがメッセージを伝える場というのを店のスタッフにも伝えたいと思った。』
専門職としてVMDに向き合えば向き合うほど、旧態然としたVMDにとらわれてしまうことがあります。
実際僕にもそんな時期がありました。
でも今それだけでは通用しない。
もう教科書的なVMDでは売上はアップしないのです!
リアル店舗だけではない、広くマーケティングの視野でVMDを捉えシナリオを描くこと。
同じVMD職の人にそれに気づいてもらえたことは大きい。
VMDの本質とは?
「今までVMDの仕事を、MDの視覚的表現といった表面で受け取っていた方が、その本質に気づくきっかけになった・・・」
そんなコメントも頂きました。
『売上分解の課題、解決方法が理解できた。コンセプトの重要性がわかった。入りやすい店と入りたくなる店の説明がわかりやすかった。 教科書的なVMDは役に立たないという考え方は今までなかったので勉強になった。』
『VMDテクニック講義と思っていたが、リアル店舗、VMDの本質を学ぶ事が出来て大変満足。』
『店舗でDPを作成する時に本社からの指示書通りに作って終わっていたのが今までだった。 「指示書がこうだからこれで良い」と自分の考えを出したりするのをやめていたなとお話を聴いて改めて再認識することができた。 指示書通りではなく、考えてもっと良い演出ができないかを常に考えていきたいと思う。』
『夢を持って仕事をしたいと思った。有り難うございます。』
本質に気づくと表現にも深みが出ます。
一方的に“伝える”だけでなく、“伝わる”表現に。
そしてVMDの仕事のキモはお客さんに夢を伝えるという部分があります。
特にコロナ禍においてその要素は強まっている。
それにはまず、店舗やブランドサイドが楽しんで夢を伝えることですよね!
リピーターさんとの再会
最後に、いつも僕のブログを読んでくれたりセミナーに参加してくれている、大切なリピーターの方のコメントをご紹介します。
『以前からインスタ・YouTube拝見しており、今日を楽しみにしていた。売り場・買場作りの考え方・ヒントをたくさん頂くことができた。 大手アパレルの店舗勤務の身なので、勝手にできることは正直多くはありませんが、ワクワクする仕掛けをたくさん考え チャレンジしたいと思った。ありがとうございました!』
『毎回、藤井さんのセミナーは新鮮。飽きることなく聞いていられる。忙しいを言い訳せずに、お店に貢献したいと思った。』
僕がファッションワールド東京で講演させていただくのは今回で10回目になります。
他にも企業や商業施設から講演依頼を頂いたり、自主セミナーを開催してきました。
そして話す内容は毎回変化させています。その時々の状況に応じて事例やテーマを変えているのです。
だから年に何回も参加してくれるリピーターの方もいてくださいます。
ところが今年に入ってからリアルのセミナーはすべて中止に・・・
今回のようにリアルな会場でお話するのは本当に久しぶりであり、同時に身を引き締められる思いもありました。
でもやっぱりリアルな場は良いものです。
伝えたいことが伝わりやすいし、その反応も感じやすい。
リアル店舗で夢を伝えよう!
僕自身ができることはわずかです。
しかしセミナーやブログやYoutubeを通じて共感してくれた人が行動してくれると、その力はとても大きなものになります。
今回のファッションワールド東京では、そんな感触をつかめました。
今一度、受講してくださった皆さんに御礼を申し上げるとともに、忘れないようにお願いを付け加えさせていただきます。
こんな時代だからこそ、お店は夢を見せる場所。
皆さんのお店から、お客さんに夢を伝えていってくださいね!
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