これだけはお伝えしたい!『今からのビジネスに大切なこと』
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
いまさらですが、人口が減っています。
総務省によると、2014年10月1日現在の日本の人口は、前年に較べ21万5000人減り、1億2708万3000人となったそうです。(読売新聞4月18日朝刊より)
これで、4年連続の人口減。
特に15才から64才、“生産年齢人口”と呼ばれる年代は116万人と大きく減っています。
“生産年齢人口”=一番お金を稼いで、一番お金を使う年代、ということですね。
浮き彫りになる“少子高齢化”
ある意味、数年前から予想されていた通りの人口推移を確実にたどっている。
“少子高齢化”がますます浮き彫りになった、ということ。
さて、ビジネスではどんなことが考えられるのでしょう?
人口が減っているのに対して、モノを買う“買い場”は増え続けています。
大型商業施設はまだまだ開発され、実店舗以外の通販、特にスマホによるネット販売は大きく伸びて来ています。
さらに我々が受け取る情報は莫大になっています。
買うものの選択肢が多すぎて、選ぶのに大変な時代になって来ている。
では選んでいただく為にどうすれば良いのでしょう?
えっ、より買ってもらいやすいように、価格を安くする?
それでみんな幸せになるんでしょうか?
安売り合戦が始まれば、誰かがどこかで必ず泣く。
一部の人が利益を握るだけ。
世の中はますます疲弊していく・・・
“安いから買う”ではなく“あなたから買いたい”
一番大事なこと、それは、安いから買う、ではなく、あなたから買いたい、と思っていただくことです。
今は、ソーシャルメディアが少しづつインフラ化し始めています。
マスメディア(一方通行)の情報発信からソーシャルメディア(双方向)の情報発信へと変化して来ている。
これはある意味原理原則に帰る、ということです。
マスメディアに踊らされて進んだ消費、この幻想にみんな気づきはじめている。
ソーシャルメディアによる消費は、コミュニケーションが不可欠です。
そこで有効なのが、『あなたから買いたい』と思っていただくこと!
企業の売り込み臭さや、やらせや偽装は嫌われます。
すぐにバレる。
企業ではなく、会社でもなく、ブランドでもない。
『あなた』という“個”をだす。
そうするとコミュニケーションは生まれやすくなります。
そのうえで、きちんと価値を伝えること。
その価値を受け取ることで行なわれる消費。
これが本来の価値の交換。
あるべき姿。
『真理』ということ。
まとめ
少子高齢化が進むことで、ビジネスはある意味『真理』に向かいつつある。
これからの未来に悲観することなく、ボクたちが出来ることを誰かの為に全うする。
その先はきっと明るいはず・・・
人口減を逆手に取ろう!
・・・・・そういうことです。
藤井様
素敵なお話しをありがとうございます!
そうですね、、、
「あなたから買いたい」とお客様に言っていただけるよう、自分を磨きつつ販売員の仕事を楽しみつつ、お客様の為に出来ることを増やしていきたいです。
お客様にお買い物を心から楽しんでいただけたら、販売員として最高に嬉しいです。
青木由紀