立地によって使い分けよう!|見せる商品とその背景の色
商品をディスプレイする時、その商品が映えるように見せたいですよね?
そのためには、商品とその背景の色が、強いコントラストを描いている方がよく映えます。
背景とは、例えばショーウインドウの壁、バックパネルの事ですね。
商品とその背景のトーンや色相の差が大きいほど、商品が認識されやすいから。
カラーのコントラストが無いほうが良い場合とは?
ただし、そうでない場合もあります。
商品と背景の色のコントラストを無くす事で、逆に商品が良く見える場合もあるんです。
今日、銀座の地下で見かけたディスプレイがそうでした。
ね、商品と背景の色が同じでしょ?
でもそれでかえって素材感の違いが浮き立つのです。
商品はレザーで、少しシボ感のある素材。
背景はアクリルの様な、ツルッとした光沢のある素材。
色が同じだけに、素材感の違いが良く伝わってくる、というわかりやすい例です。
立地によって使い分けてますか?
ただしこれは地下街などの立地だから有効なのです。
見せ場と見る人の距離が近いから。
遠くから見る事の多い立地ではオススメ出来ません。
例えば広い道幅の道路に面したショーウインドウや、ベディストリアンデッキ越しに見る、二階のショーウインドウなど。
そんな立地の見せ場では、単に色が見えるだけで商品は認識されにくいからです。
近くで見る事が多い立地なのか?
遠くから見る事が多い立地なのか?
これによって背景の色を使い分ける事が大切ですね。
どこもかしこもワンオペレーションでは伝わりません!
一店舗づつの立地によって使い分けましょうね。
・・・・・そういうことです。
この記事へのコメントはありません。