芸術でコミュニケーションすれば世界は平和になる!?
ビートルズの『アビー・ロード』
ビートルズのアルバムに『アビイ・ロード』という作品があります。
このアルバムは、実質的に最後にレコーディングしたアルバムという話もありましたよね。
曲の構成もなんとなくそんなことを感じさせるような気がします。
ボクは単純にB面のゴールデン・スランバーズ〜キャリー・ザット・ウエイト〜ジエンドと続くメドレー部分が好きですねぇ。
なぜか高校の帰り道の夕陽を思い出します。(笑)
ジョン・レノンとポール・マッカートニーの不仲が言われていた時期であったり、実質的に最後のアルバムと言われてみたり、ジョージ・ハリスンとリンゴ・スターの傑作が盛り込まれていたり。
アルバム・ジャケットに写るポール・マッカートニーが裸足だったことでポールの死亡説が流れたり・・・
このアルバムはいろんないわくがあります。
A面にも名作が多く入っている。
B面のメドレーがまた珠玉・・・
これって、聴く人によってこのアルバムの好きな部分、受け取り方によって感じる部分も違ってくるんだろうなって思います。
一つの作品から生まれるコミュニケーション
一つのメロディ、一つの曲、一つのアルバム。
それを聴いて感じたことを話す、相違点と共感点をみつける。
そんな作業を楽しむことが“コミュニケーション”の基本だと、そう思います。
無理に合わせるのではなく、かと言って対立するのでもない。
自分の好きな部分をお互いに共有する。
「この人はこんな感じ方をするんだ」
「へぇ、こんな受け取り方もあるんだ」
「この人は私とおんなじところが好きなんだ・・・」
そんなことを知ることでコミュニケーションが深まっていくんでしょうね。
世界中と容易に繋がれる時代
そんなコミュニケーションは分かり合えないと思い込んでいた人たちとわかり合えたりする。
言語や国境や思想を超えることもある。
だから文化や芸術に触れること、それをベースにコミュニケーションをとることが大切なんでしょうね。
SNSを利用して、世界中の人とコミュニケーションが簡単に取れる時代。
音楽や映像はYouTubeやinstagramで言葉を超えて分かち合えます。
好きな音楽や映画やアートや本について語り合う、交流することって、ビジネスはもとより平和にも役立つんじゃないかなぁ。
冒頭に触れた『アビイ・ロード』というアルバムの中で、ボクが一番好きな曲は『ゴールデン・スランバーズ』という曲です。
時々口ずさむんだけどうまくいかない。
それはね、それはね、
“Once there was a way To get back homeward
Once there was a way To get back home〜”
という歌詞の“Once there was a way”を上手く発音できないからなんだよーっ!
“わんすぜあわずざうえい” むっむずかしい・・・
そういうことです。
このアルバムのジョージの2曲は至極の名曲ですね。
はい、この二曲は良い!!