あなたは舞台の演出家です!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
ショーウインドウは売りたい商品を掲示する場所ではない!
見てもらえないのならショーウインドウではありません。
ショーウインドウはお客様に見てもらう場です。
あなたの売りたい商品を掲示するだけの場所ではありません。
街を歩いてもショッピングモールを歩いても百貨店を歩いても、沢山沢山ショーウインドウはあります。
お客様はそのすべてをいちいち見ていたらいくら時間があってもお買い物は進みません。
まず見てもらえるように工夫する、足を止めてもらえることから考えましょう。
演劇の舞台を見倣いましょう!
例えば、演劇の舞台装置の様なウインドウ。
そのお洋服がとても映える見事なシーン設定があったり。
まるで舞台の女優を照らす様なピンスポットがあてられていたり。
マネキン同士が会話をしている様なポーズや視線の合わせ方をしていたり。
もちろん、お洋服だけでなく、その魅力や役者のキャラクターを引き立てる小物(バッグや靴や帽子やアクセサリー)のコーディネート、着こなし方も大切。
おもわず、足を止めてしまいたくなる魅力的な演出をすること。
それがあって初めてお客様はあなたのショーウインドウを見てくださいます。
もしも、そのような演出の工夫がなく、ただ売りたい商品を掲示しているだけだとしたらどうでしょう?
ただ単に、畳まれておかれているだけ、ハンガーにかけられているだけ・・・
おそらくその商品の魅力は半分も伝わらないでしょう。
その商品に気づいてもらえない・・・
まとめ
だから、魅力的な演出をしましょう。
ショーウインドウは街を歩く人の目を楽しませる役割もあります。
半分、パブリックなスペースとも捉えられます。
エンターテイメントな要素も必要なんです。
まずその条件を満たした上で、あなたが見せたい商品、売りたい商品を組み入れる。
そうすることでショーウインドウはその役割を全うします。
あなたは舞台の演出家でもある。
・・・・・そういうことです。
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懇親会もやりますよ!
みなさん、今年の締めくくりにご一緒に盛り上がりましょうね!
藤井様
マネキンが会話だなんて、、、!
視線!?シーン設定、、!
そんな事、考えたこともなかったです。
せっかくショーウィンドウを使えるなら、ボディに淡々と着せるだけでなく、素敵に演出してお客様に足を止めて見ていただきたいです。
私も、小窓のような小さなショーウィンドウでも、商品がかっこよく演出されていて思わず見入る事があります。
お客様がお店に入りたくなる、素敵なショーウィンドウを私もいつか作りたいです。
まずは、お店のボディを着こなせるように一つ一つ気にとめて作っていきたいです。
ありがとうございます!
青木由紀