
VMDの仕事内容
VMDの仕事内容。
一言では言い表せません(笑)
ホント、多岐にわたりますから。
でもその一端をお伝えできるべく、5つに整理してみました。
それぞれで解説していきますね。
企画
まずその店舗あるいはブランドにおける『VMDコンセプト』を立案します。
『VMDコンセプト』はその店舗あるいはブランドのコンセプトに準じて作ります。
店舗あるいはブランドのコンセプトに沿って考えると、どんなヴィジュアル表現にすれば伝わりやすいのか?
実際のお店に落とし込めるように言語化していきます。
また店舗の内装プランの企画にも参画します。
演出
その時期時期のディスプレイ・店頭演出・店頭表現をデザインし実践していきます。
見立て
店頭演出・店頭表現に必要な道具・ツールをデザインしたり、セレクトしたりします。
VMDコンセプトに沿いながら、時代性や商品に応じて柔軟な見立てが求められます。
キャリーバッグやパッケージといったツールにも関与します。
教育
店頭スタッフやVMD専門職メンバーに対しての教育業務。
現場のOJTを基本としながら、VMDのBOOKやマニュアルを作成して運用します。
発信・巡回指導
チェーン展開している場合は、一括してVMDプランを発信する場合があります。
大切なのは全店右へ倣えではなく、いかに実務的に運用できるか?といった視点。
立地やエリア特性や坪数や地形や客層。
その中で各店が応用できる配慮があると効果が大きくなります。
店舗間で成功例をシェアできる仕組みがあれば良いですね。
SNS発信のヴィジュアルとも連携させます。
また、実際に店舗を巡回して各店舗の商品陳列や演出、什器レイアウトや導線の見直しを指導し売上改善に努めます。
企画、演出、見立て、教育、発信・巡回指導・・・
VMD職は、お客様が目にするヴィジュアル全てに関わるとともに売上アップに関わる、とても重要な仕事なのです。