中が見えるお店は、なぜ入りやすいのか?
藤井雅範です。
前回、
入口はお店の“第一声”だと書きました。
その中で出てきた
「中が少し見える」
という話。
これ、
とても大事なポイントです。
見えるお店は
入りやすい。
でも
ただ見えればいいわけではありません。
すべてが見えると、
逆に入りにくくなることもあります。
ポイントは
“少し見える”ことです。
例えばカフェ。
店内が全部見えると、
席の埋まり具合や
視線の感じまでわかってしまう。
すると
人は少し構えてしまいます。
一方で
中の様子が少しだけ見えると
人の動きや
空気だけが伝わる。
何をしている場所なのか。
どんな時間が流れているのか。
それが
なんとなくわかる。
人は
すべてがわかると安心するのではなく
少しわかると安心します。
そして
残りは想像します。
この
「見える」と「見えない」の間にあるものが
入口(ファサード)の設計です。
見せすぎない。
隠しすぎない。
そのバランスが
お店の印象を決めます。
入口(ファサード)は
形ではなく
関係性でできています。
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