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僕がビルの25階まで引き込まれて行った理由

こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

先日銀行に税金を納めるために梅田の銀行に行きました。

今年から法人税を受け付けてくれる銀行が少なくなったみたいですね〜

なので大阪の短大で講義した帰りに、梅田に立ち寄ったわけです。

 

あっそうそう、その前に新梅田食道街でランチを取りました。

路地っぽい、ちょっとわい雑な雰囲気が結構好きなんです。

 

本来なら銀行の用事が終われば帰るつもりだったんですが、実はそのあと阪急グランドビルの25Fまで行きました。

元々そんなビルの上まで行く予定は全くありませんでした。

なのに思わず引き込まれて行ってしまったのです。

さてその理由とは・・・

『存在が伝わらなければ入ってもらえません』

銀行の入り口にはこんな表示がありました。

どうやら法人扱いの窓口は別のビルに変更された模様。

『仕方ないなぁ』そう思って別ビルに向かうために阪急グランドビルの前を通りかかった、その時です。

僕の視界には黄色い大きな看板が目に入りました。

そこには目立つ文字で『25階 献血会場』と書かれていました。

そしてその看板を持ったスタッフは、道ゆく人にこう呼びかけていました。

「献血にご協力くださーい」
あっここの25階に献血会場があるんや・・・そう僕は思いました。

先ほどのスタッフは、続けてこう呼びかけています。

「ただいまA型の血液が不足しておりまーす!」

それを聞くと、その呼びかけが急に自分に向けられたメッセージのように聞こえました。

「じゃ銀行で納税が終わったら献血に行ってみようか・・・」そういう気になりました。

そして銀行帰りに阪急グランドビルの25階に行きました。

 

本来なら銀行の用事が終わればそのまま帰る予定だった僕。

しかし急遽阪急グランドビルの25階という全く予定外の場所に行ったのは、こういった理由からなのです。

 

みなさんはこんな経験ありませんか?

例えば:

街を歩いていて、ふと目についたショーウインドウのディスプレイ。インパクトがあったので思わず見入ってしまった。ディスプレイされていたのは自分好みのテイストのデニム。そのお店に興味を持ったのでふらっと入ってみた・・・

なんて経験

 

お店を運営されている皆さんなら、そんなふうにお客さんに入ってきてもらいたいですよね〜

『行動に移してもらうためには『伝わるように伝える』こと』

僕がその日、予定外の行動をしたのも、実はお客さんが行く予定のなかったお店にフラッと入ってみたのと同じなんです。

・ショーウインドウのディスプレイ=黄色い大きな看板

・自分好みのテイストのデニム=『ただいまA型の血液が不足しておりまーす!』というスタッフの声

・そのお店に興味を持ったのでふらっと入ってみた=行く予定のなかった献血が自分ごとに感じたので行ってみた

 

“伝わるように伝える”ためのポイントはこうなります。

『ショーウインドウのディスプレイ』→インパクトが重要

『(自分好みのテイストの)デニム』→伝えたいことを絞り込むことでターゲットに伝わりやすくなる

結果、『入店』という行動を起こしてくださる。

『あなたのお店に来てよかった』そう思われる工夫を

阪急グランドビルの25Fの献血ルーム

眺めの良い開放的な空間

スタッフは親切

ドリンクも充実

献血ベッドも快適

そして誰かの役に立てる・・・

行ってよかったです。

 

お店を運営されている皆さん

お客さんに

『あなたのお店に来てよかった』

そう思われる工夫をしていきましょう!

 

そういうことです。

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