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『買う予定がないお客様が買ってくださる!』-POPの書き方のコツ-

こんにちは!

VMDコンサルタントの藤井雅範です。

 

僕は毎年大型ショッピングモールのディスプレイとPOPのコンテストの審査員を務めさせていただいています。

今年もたくさんの優秀な作品、ユニークな作品、納得させられる作品、感心させられる作品たちと出会うことができました!

 

今日はPOP部門の応募の中から、とても感心させられた作品をご紹介します。

人はなぜ“花”を買うのか?

“花”というものは、生活必需品ではありません。

なくても、生きていくのには困らないモノです。

なので、ただそこに配置しているだけでは売れなくても当たり前なのです。

 

買いに来るお客様は、あらかじめ『〇〇の誕生日だから』『来客があるから』『〇〇のお祝いだから』・・・

などとあらかじめ目的を持ってくるお客様、となります。

しかし、このお店は

『11/22は、いい夫婦の日』『バラは本数によって花言葉があるんです』『クリスマスにおすすめの花 ベスト3は?』『結婚記念日に花束を贈ろう!』

とPOPで情報を発信しています。

 

これを見たお客様は

『あっ、そうなんだ。22日は花を買って帰ると喜んでもらえるな』

『11本薔薇の花を買って、その花言葉を伝えてみよう!』

『今年のクリスマスは薔薇のブーケでも買って帰ろうかな?』

『うちは今年が真珠婚式?知らなかった!花を買って帰ろう』

花を買うことによって喜んでもらえる相手の顔が思い浮かんできます。お客様は花が欲しいのではなく、相手の喜ぶ顔が見たいのです。

だから、あらかじめ買う予定がないお客様が買ってくださる。このPOPはその大きなきっかけとなるのです。

 

さらに高い位置に吊るすことで視認性も良く、下の花のディスプレイを邪魔することもありません。

よく考えられていて、書く方もさぞ楽しく学んで情報をなさっていらっしゃることでしょう。

きっと売上への効果も大きかったことでしょうね!

 

このように、もともと買う予定がなかったお客様を買う気にさせる力が、POPにはあるのです。

あなたもそんなPOP、書いてみてくださいね!

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