なぜ人は、またあのお店へ行くのか?
藤井雅範です。
世の中には
二種類のお店があります。
忘れられるお店と
思い出されるお店。
例えばドーナツ屋。
ショーケースの前で
悩んだことはありませんか?
チョコ。
カスタード。
抹茶。
どれも美味しそう。
でもその日は
何も買わない。
そんな日もあります。
ところが数日後、
ふと思い出す。
「あのドーナツ」
そして
もう一度その店へ行く。
お店の強さは
ここにあります。
人は
その日に買わなくても
記憶に残った店には
戻ってくる。
そう、
その日は
栞を挟む日
だったのです。
お店という物語の
続きを読むための。
思い出されるお店には
いくつかの共通点があります。
入口が明るい。
空気が穏やか。
商品が触りやすい。
スタッフが自然。
どれも
派手ではありません。
でも
確実に効きます。
お店は
その日だけの場所ではありません。
今日来た人が
また来る。
この積み重ねが
お店を強くします。
もし今
売上が伸び悩んでいるなら
今日
何も買わずに帰ったお客様を
思い出してみてください。
その人は
満ち潮のように
また戻ってくる
未来のお客様かもしれません。
お店とは
思い出される場所。
季節を纏う港。
そんな場所が、
いいお店なのだと思います。

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