距離のあるVP(ショーウインドウ)

こんにちは。
VMDコンサルタントのMATTこと、藤井雅範です。

 

ショーウインドウの前を、人は立ち止まらずに通り過ぎることがある。
まるで風のように、視線だけを残して。

商業施設全体の見せ場。
店頭の見せ場。
店内の見せ場。

どの場所でも大切なのは、
実はたった二つのことです。

・何を見せるか
・どう見せるか

ファッションで言えば、

・アイテム
・カラー
・素材
・シルエット
・デザイン

すべてを語ろうとすると、誰にも届かない。
だから選ぶ。
静かに、ひとつを主役にする。

 

そして、もうひとつ大事なことがあります。

それはお客様との距離。

遠くにいるお客様には、
まず“存在”を伝えなければならない。

色のコントラスト。
大きさの変化。
動き、光、ときには香り。

それは、声をかける前の合図のようなものです。

一方、距離が近づいたら、
語るべきものは変わります。

素材の質感、シルエット、コーディネート、POPやプライス。

近くにいる人には、具体性が必要です。

 

距離が変われば、優先順位も変わる。

それだけのことなのに、
そこを外すと、VPやショーウインドウはただのガラスになります。

一度、売場を少し離れて眺めてみてください。
あなたの見せ場は、今、誰に向けて語っていますか?

 

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