商店街を歩いてみれば・・・

東京〜大阪〜神戸と、ここのところ商店街を歩く機会がありました。

ここ数年の大型ショッピングモールの台頭ですっかり寂れた感のある商店街ですが、実際に歩いてみると味わい深いお店がたくさんあり、刺激を受けました。

美味しさが伝わるおかきやさん

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久しぶりに見た昔ながらのおかき屋さん。

こうしてガラスのショーケースにつめられたおかきやあられ、とても美味しそうに見えます。

思わず衝動買いしてしまいました。

今ちょうどこの“岩石”というおかきをいただきながらブログを書いています(笑)

昭和風のお店の佇まい、お店の看板、サイン、重さを測る測り、店員さんの服装までいかにも美味しそうなおかきやあられを扱っていることが伝わってきますね。

テイストが伝わる洋服屋さん

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こちらはお洋服のお店。

こんなふうにざっくりと編まれたカーディガンを来て、アメリカンフットボールの応援に行くことが、とてもおしゃれなことのように感じてしまう見せ方です。

アメリカンカジュアルや、アイビーファッションを扱っているお店だということが伝わってきますね。

何を売っているのか?伝わらない洋服屋さん

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こちらもお洋服のお店。

ショーウインドウにはぎっしりと商品がつめ込まれています。

その圧倒的な集積感はインパクトがあるので悪く無いですね。

ただし、その先が伝わりません。

メンズ?レディス?コート?バッグ?靴?

テイストは?ターゲットは?

言いたいことが多すぎるんです。

 

この街にお洋服屋さんが一店舗、もしくはとても数が少ないのならこれでも良いでしょう。

でもそうじゃない。

今はお洋服を扱っているお店はたくさんある。

しかも良い商品がお安く売られています。

 

おそらくこのような見せ方をしているお店は歴史があって、顧客さんとしっかり結びついているお店なんだと思います。

だからどんな見せ方をしようと、そういったお客様は変わらず来て下さいます。

でもまだ顧客になっていない人にとっては、とってもわかりづらい。

何が得意なお洋服屋さんなのか?

果たして自分の望む商品に出会えるのか?

わざわざこのお店に入ってみようとは思ってもらいにくい。

自分がこのお店に入る理由がわからない。

新たな顧客は増えにくい・・・

だからとってももったいないことなんですよね〜。

 

商店街にあるのだから、ショッピングモールやファッションビルや百貨店と同じような見せ方をする必要は有りません。

商店街らしい味わい、お店の独自性はあったほうが良い。

しかしどんなお店なのか?このメッセージは端的に発信したほうが良いのです。

そのほうが伝わりやすいから。

ネットにしろ実店舗にしろ、昔よりも今は圧倒的に買い場が増えているということです。

だから見せ方も工夫しましょうね。

 

・・・・・そういうことです。

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