ロジカル・シンキングより大切なこと。その⑤


VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。

4日前の記事、ロジカル・シンキングより大切なこと・・・

三日前の記事、ロジカル・シンキングよりも大切なこと。その②

一昨日の記事、ロジカル・シンキングよりも大切なこと。その③

昨日の記事、ロジカル・シンキングよりも大切なこと。その④

これの続きのお話です。

そろそろまとめにかかりますね。

 

ロジカル・シンキングの弊害

このシリーズで書いてきた、過去にボクが経験してきたこと。

経験することでたくさんの気づきがありました。

そこで学んだことを書きますね。

まず、このシリーズ最初の記事で書いた、“部内での通達”に関して。

・曖昧言葉の禁止

・非生産部隊は必ず成果を定量で表現せよ!

・再現性のあるロジックを発見せよ!

という内容でした。

これを経験して気づいたことはこんなことです。

・曖昧言葉の禁止→『可愛い!』『こんな感じのが欲しかった!』『このお店、なんとなく居心地が良いね!』『何故かあの人と話してると落ち着くの〜』・・・実は曖昧な言葉ほど、感情に訴求するヒントがある。人は論理より、感情に動かされてするお買い物に価値を感じやすい。論理的に考えればなかなか説明のつきにくいことが、意外に大切。

 

・非生産部隊は必ず成果を定量で表現せよ!→『非生産部隊』という呼び方。当時、真の小売業ではなく、まだまだメーカーのスタンスだったのでこんな発言があったと思います。今は、商品が良いのは当たり前。どう売るか?いかにお客様に商品やブランドやお店の価値を伝えるのかが大切。VMDや販売促進や接客という『お客様との関係性作り』が小売ビジネスでは要。

 

・再現性のあるロジックを発見せよ!→ロジックを盲信することによる失敗もある。柔軟性が大切。“各自がアイディアを出せるような環境”、を作ること。

 

こういうことに気づきました。

会議やミーティングの場で大切なこと

『各自がアイディアを出せるような環境を作ること』

そのためには会議体やミーティングも変えた方が良いと思います。

・曖昧言葉の禁止

・非生産部隊は必ず成果を定量で表現せよ!

・再現性のあるロジックを発見せよ!

これでは良いアイディアを持っていても発言しにくくなります。

萎縮してしまいやすいですよね。

いつも同じ少数の人間が中心で話している、そんな場になりやすい。

もし“売り上げ不振の原因を探るような会議”をしたらどうなるでしょう?

役割ごとに“犯人探し”が始まるかもしれない。

各人に発言を求めても、責められないようにしようという防衛本能が働きます。

良い意見を持っていても、発言して間違いを指摘されることを恐れてしまうようになる。

良いアイディアが全然出てこなくて当たり前ですよね。

せっかくスタッフがたくさん集まる会議の場。

ワクワクするようなアイディアが飛び交う場にしたいですよね!

会議体で大切なことはこんなことだと思います。

写真はイメージです

写真はイメージです

・アイディアはホワイトボードに書き出す、または大きめの付箋に書き、貼りだす

・他人のアイディアを否定しない、他人のアイディアに対する意見は肯定的なものに

・結果を反省する時間は最小限に、未来に対して、自分ができることを発言できる時間を多く取る

そして、こうするためには会議を進行する係(ファシリテーター)の役割、これがとても大切になってきますね。

参加者がワクワクしながらビジネスのアイディアを出す会議を目指すのです。

こんな風にして出たアイディアは、きっとお客様を楽しませる商品やお店につながるのではないでしょうか。

 

ロジカル・シンキングより大切なこと。

伝わってきていますでしょうか?

書いているうちにページがどんどん増えてきてしまいました(笑)

いよいよ次回は本当のまとめに入りたいと思いますね!

 

 

 

 

 

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藤井 雅範

代表 VMDコンサルタント株式会社ライトハウス
アパレルメーカー 株式会社ワールドにて28年と9ヶ月、一貫してVMDの専門職に従事。レディス、メンズ、雑貨ブランド。セレクト、ファミリー及びスポーツ業態のVMDを経験。複数の事業部にてVMDマネージャーを歴任。エクスペリエンス・マーケティング実践塾55期生。《藤井雅範のプロフィール》

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IP:アイテム・プレゼンテーション→ そのお店で、商品が、お客様が手にとれるように陳列されている状態、またはそのスペースのこと。

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