アパレル業界でSDGsが重要な理由　その①

こんにちは！

VMDコンサルタントのMATT（マット）こと藤井雅範です。

SDGsについて

・SDGs：Sustainable Development Goals　『持続可能な開発目標』のことです。

国連サミットで採択された国際目標です。

そして今のアパレルブランドやショップのブランディングでは、見逃せない項目でもあります。

今、『安ければそれで良い』という人は減ってきています。

『安さよりも利便性を重視』したり、『自分が気に入った付加価値には対価を支払う』人が増えてきています。

2000年と2018年の消費者アンケートを比較してみましょう。

• 自分が気に入った付加価値には、対価を払う　13%➡︎22%
• 製品にこだわりはなく、安ければそれで良い　40%➡︎24%

(※野村総研『生活者１万人アンケート調査より)

サスティナビリティとSDGs

ラナプラザ事故　（2013年4月）、覚えていらっしゃいますか？

バングラディシュの首都、ダッカ近郊の縫製工場が入ったビルが崩落。

死者1,100人以上、行方不明者500人、負傷者2,500人以上を出した事故です。

ファストファッションの価格優先の大量生産のために、労働者が不当な給与で雇用され、亀裂の入ったビルで労働させられていた。

この事故によりサスティナビリティ（持続可能性）が大きな価値観としてアパレル業界全体に根付くようになりました。

また、アパレル業界は、“石油産業に次いで二酸化炭素排出量が2番目に多いとされている”という事実があるのです。

さらに国連サミットで採択された『SDGs（持続可能な開発目標）』など、持続的な環境や社会に対する消費者意識が高まり、購買動機においても、商品製造の背景や社会的意義などが求められるようになってきています。

そしてそれが、今のアパレルブランドやショップのブランディングでは、見逃せない項目になってきているのですね。

この話の続きは、また次回書いてみます。

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